WCT最終戦パイプライン・マスターズはアンディ優勝!
2005-12-19 更新
(写真右は優勝のアンディ・左は3位のブルース)
ワールド・タイトル争いでは7度目の栄冠を手にしたケリーに主役の座を奪われたアンディでしたが、今回の優勝で自身3度目となるトリプル・クラウンの総合優勝を手にし、2005年シーズンの有終の美を飾りました。
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■最後に意地を見せたアンディ
クォーター・ファイナルでは、前戦でWCT2005の逆転優勝の望みを絶たれた相手、ネイザン・ヘッジにきっちりとお返しをしたアンディ。続くセミ・ファイナルでも9.33pt、9.13ptとエンジン全開モードに入り、ファイナルでは1本目にパーフェクト10をメイクするという、他の3人のファイナリストたちの戦意を奪うようなロケット・スタートを見せ、そのまま逃げ切ったのでした。
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■ケリーはセミ・ファイナルでインターフェア
一方、Round4ではパーフェクト10を出し、好調ぶりを見せていた注目のケリー・スレーターでしたが、セミ・ファイナルではなかなか調子に乗れず、焦りもあってか痛恨のインターフェア。トータル5.22ptとまったく彼らしくないスコアでミック・ファニング、カラニ・チャップマンにも大差で敗れてしまいました。
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■2005最終レイティング
WCTレイティングも終わってみると、チャンピオンのケリーが7962p、2位のアンディが7860pとその差わずかに102p。そして3位には今年怪我から復活したミック・ファニングが入り、後半怒濤の追い上げを見せたダミアン・ホブグッドが4位に食い込みました。
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■トリプル・クラウンはアンディの手に
トリプル・クラウン大会としては、パイプラインが始まる前の2戦終了時点でのトップはパンチョ・サリバン。アンディは4位だったが、3戦目に優勝したアンディが一気にトップに躍り出て、トリプル・クラウンの栄冠を手にしたのでした。2位には3戦を通じてコンスタントに好成績を残したミック・ファニングが入り、3位はパンチョ・サリバン、4位はサニー・ガルシアという順でした。
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近日中に、来るべき2006年のWCTシード状況や、来シーズンの見所などについても「BCニュース」でお届けしていく予定です。お楽しみに!