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パイプライン・マスターズ途中経過

2006-12-12 更新
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ハワイ・オアフ島のノースショアはパイプラインで開催されるトリプル・クラウン第3戦で2006年WCT最終戦『リップカール・パイプライン・マスターズ』がいよいよスタート!現地時間11日までにRound2までを消化しました。ここまでのハイライトをお届けします。

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■異色のコンテストフォーマットに苦戦!?

全11戦あるWCTコンテストの中で、ここパイプラインでの大会は唯一の“4人ヒート”対戦となり、WCT選手45名に加えてワイルドカード3名、そして16名のパイプライナーの総勢64名が出場。また、Round1で1位通過の選手はそのままRound3へコマを進めることが出来るが、2位と3位につけた選手はRound2のルーザース行き。4位の選手に至ってはなんとここで早くも姿を消してしまうことに。この異色フォーマットにやられたのが、WCTレイティング12位~14位のフィリップ・マクドナルド(AUS)、ビード・ダービッジ(AUS)、フレッド・パターチア(HAW)の3名。レイティング一桁台を目指す絶好の位置に付けていただけに、痛い敗退となりました。

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■歴代パイプライナーの活躍は!?

パイプライン・マスターズでの勝利は、他のコンテストとは一味違った栄冠。歴代パイプライナーもさすがの活躍を見せています。過去に5度のパイプライナーの栄冠を手にしているケリー・スレーター(USA)をRound1でルーザース行きへと追いやったのが、2004年パイプライナーのジェイミー・オブライエン(写真、HAW)。ジェイミーは7本のライディング中、4本の9pt台のハイスコアをメイクするなどで他を圧倒!ローカルの意地を見せつけました。ケリーもきっちりとRound2を通過しています。
また、1999年を制したジェイク・パターソン(AUS)、2000年のロブ・マチャド(USA)、2001年のブルース・アイアンズ(HAW)、そして3度のパイプライナーのアンディ・アイアンズ(HAW)らも順当にラウンドアップ!

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■Round3の見所

ヒート1ではまだまだ人気抜群のロブが登場!今年好調のダミアン・ホブグッド(USA)らを迎え撃ちます。また、ホブグッズ兄のCJはブルースと同一ヒート。アンディはジェイクの他、ロイ・パワーズ&タマヨ・ペリーのハワイアンコンビと対戦します。
WCTレイティング争いが激化する2位以下は、ミック・ファニング、タジ・バロウ(いずれもAUS)、ボビー・マルチネス(USA)らも順当に勝ち上がっています。レイティング6位のジョエル・パーキンソン(AUS)がRound2で姿を消している現状、一つでもラウンドアップしたいのが本音でしょう。

見逃せないパイプライン・マスターズの今後の動向につきましても随時お届けする予定です!ご期待下さい。

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