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WCT第2戦「リップカール・プロ」スタート

2007-04-03 更新
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2007年WCT第2戦となる『リップカール・プロ』が現地時間3日、オーストラリアのビクトリア州ベルズビーチでいよいよ開幕しました!

弱いオンショアが吹いていたものの、4~6ftのサイズに恵まれた初日。ベルズの「ボウル」セクションを舞台にRound1の全16ヒートを消化しました。

第1戦『クイックシルバー・プロ』で優勝し、勢いに乗るミック・ファニング(AUS)はヒート10に登場。この日のハイエスト・コンビネーションとなる17.00ptをスコアし、WCTルーキーのジョッシュ・カー(AUS)、ワイルドカーダーのニック・マスクロフト(AUS)に大差をつけてコマを進めました。第1戦のクォーターファイナルでは、ミックとジョッシュ・カーは両者19点台という歴史に残るハイスコアの争いを繰り広げましたが、今回はミックが圧勝。
「カーのことは、カーではない他の誰かと同じように扱っていた。ゴールドコーストでのあのヒートは本当に信じられなかった。でも、オレは他の誰に対しても、普段どおりにサーフィンしてたと思うよ。(カーとの戦いは)特別意識してなかったね。」とミック。

また、昨年の今大会覇者ケリー・スレーター(USA)も超人的なライディングを見せて9.17ptなどのハイスコアを獲得。WCT返り咲き組のマイケル・キャンベル(AUS)、ワイルドカーダーのオーウェン・ライト(AUS)に圧勝しました。昨年のここでの勝利以来優勝から離れているケリーは、現在通算33回の優勝記録を保持。これはトム・カレンと並ぶ大記録ですが、また新たに記録を塗りかえるためにも、そしてもちろん9度目の世界タイトルを獲得するためにも勝ちたいといったところでしょうか。

前節2位となったビード・ダービッジ(AUS)も好調を維持しているようで、ミック、ケリーに続いてのハイエスト・コンビネーションを決めてラウンドアップ。長身から生まれるダイナミックなライディングとレギュラースタンスの利を活かし、フレッド・パターチア(HAW)とマーク・オクルーポ(AUS)のグーフィーコンビをノックアウトしています。

その他、ジョエル・パーキンソン(AUS)、タジ・バロウ(AUS)、アンディ&ブルースのアイアンズ兄弟(HAW)、クリス・ワード(USA)、アドリアノ・デ・ソウザ(BRA)、トム・ウィタカー(AUS)、パンチョ・サリバン(HAW)、トラビス・ロギー(ZAF)、エイドリアン・バッカン(AUS)、ダニエル・ウィルス(AUS)、ジェレミー・フローレス(FRA)、レオナルド・ネブス(BRA)がRound3へコマを進めています。

4日はAM7時にファーストコールの予定。Round2以降もチェックをお忘れ無く!

photo: ASP Covered Images