WLT 2STAR太東が終了!
2007-06-11 更新
波はヒザ~コシ前後と小ぶりなコンディション、さらに突然の雷雨に見舞われイベント一時中断を余儀なくされるという波乱含みのコンディションの中、パーフェクト10の演技も披露されるなどハイレベルな戦いが繰り広げられました。
ファイナルデーの前日(9日)にはウイメンズのWLCトライアルが同時開催され、地元の鈴木由貴選手が見事優勝。
鈴木選手は島尻裕子選手と共に、フランスで行われるRoxy ASP Women’s World Championships の日本人ワイルドカード出場権を手にしています。
翌日のファイナルデー・セミファイナルHEAT1ではボンガ・パーキンスがノーズ360とノーズライドなどプログレッシブ&クラシカルスタイルを取り混ぜ順調にファイナルへ進出。
地元太東の期待を背負う尾頭選手はボンガに続き2位でラウンドアップ。続くセミファイナルHEAT2では華麗なクロスステップで観衆を魅了していたケビン・コネリーが惜しくも敗退するなど、目が離せない試合展開が続きました。
ファイナルに進出を果たしたのはジャクソン・クロース(AUS)、ボンガパーキンス(HAW)、尾頭信弘(日本)、そしてキーガン・エドワード(HAW)の4名。
風の影響をやや受けてはいたものの、地形が決まった太東はショルダーの続く波も充分にあり、見応えあるボードさばきが次々と披露されました。
ファイナルヒートを終始リードしていたのはオーストラリアのジャクソン・クロース。スピードあるマニューバーは優勝を予感させましたが、ヒート終了僅か2分前にボンガがテイクオフ。この波で見事逆転に成功するとそのまま優勝のコールを迎えました。
今大会ボンガは出場したヒートすべてを1位で通過し、そのまま優勝を手にするという絶対的な強さを印象付ける結果に。
「大会関係者の皆さんに感謝します。日本のファンの皆さんは熱狂的なので、日本に戻ってくるのはいつも楽しみです。かわいいガールズのみんな、今夜はパーティに来て下さい!」と、ボンガは歓喜のスピーチで大会を締めくくりました。
また、ファイナルを前に行われた『サーフタウンフェスタ・ノーズライディングエキスプレッションセッション』では、日本の宮内謙至選手がノーズライディング賞を獲得しています。
ファイナルにはいすみ市長も駆けつけるなど、市と太東ローカルの皆様をはじめとする多くの関係者の協力により、『TANY SURF presents REAL B VOICE Longboard Pro Taito』は無事にその幕を閉じました。
主な結果は以下の通り。
WLT 2スターWQSイベント「TANY SURF presents REAL B VOICE Longboard Pro Taito」結果
1位 ボンガパーキンス(HAW)
2位 ジャクソン・クロース(AUS)
3位 キーガン・エドワード(HAW)
4位 尾頭信弘(日本)
WLT Womens WLC trials
1位 鈴木由貴
2位 古市陽子
3位 林裕美子
4位 島尻裕子
※詳しい内容はwww.aspjapantour.comをご参照ください。