「ビラボンプロ」はRound3に突入!
2007-07-14 更新
今年のJ-BAYは波に恵まれており、WCT第5戦「ビラボンプロ」は、ウェイティングすること無く、すでにコンテストは3日目。現地時間の7月13日にRound2のH7からスタートし、Round3のH9までの19ヒートを消化しました。波は前半こそ8ftオーバーのグラッシーコンディションだったものの、後半はオンショアの影響が入ってしまい、サイズ的にもダウンした難しい波。
まず、この日の注目はRound3のH1、パーコことジョエル・パーキンソン&トレント・ムンロのオージー対決。パーコはヒート序盤に大きなラウンドハウスカットバックからビックスナップ、そしてフローターと流れるようなライディングを決め、9ptをゲット!中盤にも7.83ptのハイスコアを出し、余裕の勝利。ここの波はパーコのホームポイントに似た長いライトブレイク。まるでローカルのようにリラックスしたスタイルで波に乗るパーコにムンロは歯が立たない状態でした。
H4では、前日にパーフェクト10をスコアしたタジ・バロウ(AUS)が、ブラジリアンのネコ・パラダッツと戦う。オンショアのバンピーな波に二人とも手こずっていましたが、タジが中盤までに7.83pt、6.00ptをスコアし、次のRound4へコマを進めました。
注目されていた地元南アフリカのワイルドカード、ショーン・ペインは、H8でミック・ファニングを相手に大差で敗退。この日のミックも絶好調で、ヒート開始6分後に7.50pt、中盤に7.67pt。さらに終了8分前にも7.67ptをスコアし、ショーンを寄せ付けず。解説者も「スピードマシーン!!」と叫んでいた通り、ミックのサーフィンは際立っていました。Round4ではハワイアンのパンチョ・サリバンと戦います。また、同じくワイルドカードで出場したワーウィック・ライトは、H9でアンディ・アイアンズに良いところまで迫るものの、2.51ptの差で敗退。
現在のところ、Round2で敗退したダミアン・ホブグッド以外の選手は番狂わせなしに勝ち上がっています。
なお、コンテスト4日目となる現地時間の14日は、1-2ftまでサイズダウンしてしまい、すでにオフサインが出ています。ネクストコールは15日の朝7時。日本時間の15日午後2時。
次はRound3のH10、クリス・ワード(USA) VS フレッド・パターチア(HAW)からスタートする予定。
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photo: ASP Covered Images