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ビラボンプロ… ラウンド2完了!

2002-05-10 更新
WCT第3戦のビラボンプロ チョプーは現地5/9にラウンド2が終了しました。この日の朝は天候が悪くイベントはホールドされましたが、その後6-8ftのクリーンコンディションでスタート。そんな中、6タイム・ワールドチャンプのケリー・スレーターはジェイク・パターソンと対戦しました。最初の1本で8.5ptをマークしてヒートをリードしたケリーでしたが、その後ボードを2本も折ってしまいパット・オコーネルのボードを借りて再びラインナップへ。そしてラスト5分、8.01ptの1本でジェイクが逆転可能という場面で、ケリーはなんとワックスを口にくわえて、リーシュも付けずに引きずりながらバレルをメイク! この最後の1本に8.9ptが与えられ、ジェイクのチャンスをシャットダウンしてラウンド2を突破しました。そのケリーは「最初の1本はよくて、終了間際の1本もよかった。その間はリズムをつかめないで、ワイプアウトしたりボードを折ったり、あがいてた。変なヒートだったよ。」と語っていました。そして、カラニ・ロブも9.75ptと8.0ptのベスト2トータル17.75ptでロドリゴ・ドネレスを撃破! また、キーラン・ペロウ、ミック・ファニング、ディーン・モリソンのルーキー達に加えて、テイラー・ノックス、ポール・カニング、フラビオ・バダラッツ、シェーン・パウエルがラウンド3へ勝ち上がり、タジ・バロウもギルヘルム・ハーディーがケガで棄権したために戦わずしてラウンド3へアップしました。さて、チョプーの危険なリーフブレイクをテレビや写真で見ても、どれだけ怖いかってあまり実感できないと思うけど、このイベントを現地で観戦しているパールジャムのエディー・ヴェダーはこう語っていました。「今まで見た波の中で一番デカく、一番恐ろしいのがここの波。本当にデカくて、この自然が作り出す驚異を理解するのに最低でも2日くらいかかるよ。そして、そこでサーフィンする彼等は、ガンガン地震で揺れてる中でサーカスしてるのと似てるって感じかな。超強烈で、観戦をエンジョイできる。」…理解苦しむくらいの波って…凄すぎ!!
ビラボンプロ
ラウンド2
H7:カラニ・ロブ(Haw)17.75/ロドリゴ・ドネレス(Brz)3.5
H8:テイラー・ノックス(USA)10.25/ルーク・ヒッチングス(Aus)6.5
H9:キーラン・ピロウ(Aus)15.65/ミック・キャンベル(Aus)14.4
H10:ポール・カニング(SAfr)16.75/マイケル・ロー(Aus)13.0
H11:タジ・バロウ(Aus)0/ギルヘルム・ハーディー(Brz)棄権
H12:ケリー・スレーター(USA)17.4/ジェイク・パターソン(Aus)3.3
H13:ミック・ファニング(Aus)16.25/ネイザン・ウェブスター(Aus)10.5
H14:フラビオ・パダラッツ(Brz)10.25/グレッグ・エムズリー(SAfr)6.8
H15:ディーン・モリソン(Aus)12.25/ラッセル・ウィンター(UK)4.4
H16:シェーン・パウエル(Aus)14.25/ファビオ・ゴウベイア(Brz)13.25