コラム・特集企画 |
ビギナーズ知恵袋 vol.100 |
★海外での波のサイズの表し方
普段、何気なく使っているハラやムネと言った波のサイズ。
今回のビギナーズ知恵袋では、そんな波のサイズの表し方について、簡単にお送りしよう。
まず、日本で使われるコシ~ハラなどのサイズについて、どんな基準で表されているのか、ビギナーの方はご存知だろうか。
これは、ボトムに人がいるのを想定して、その波のサイズがどれくらいなのかで表現される。
つまり、波に乗ったサーファーがボトムへ降りた時、波のトップの位置がコシなのかハラなのかによって、決まるのである。
なお、日本と海外では波のサイズの計り方が異なる事も覚えておこう。
日本と同じ様に陸地(インサイド)側から波を見て測るカリフォルニアスケールもあるが、ハワイアンスケールと呼ばれるサイズの表し方があり、これは、波を沖(アウト)側から見た高さで表される。
単位はフィート(1フィートは、30.48センチメートル)で表現され、サイズも波の裏側が海面から盛り上がった高さで測られるため、表側で測る日本の感覚よりも、サイズが小さく表現される。
海外で1フィートと言われた場合、約30cmの波となるため、日本で言えばヒザくらいとなるが、実際は裏側から測ったサイズとなるため、コシくらいになる。
また、3フィートで頭ほどのサイズ、5フィートを超えてくるとダブルくらいになるのである。
言われたフィートを、日本の測り方でそのまま判断すると小さく感じるが、実際の波のサイズは全く異なってくる。また、海外のポイントは日本よりもパワーのある波も多いので、この辺りも併せて考慮しておくのが良いだろう。
年末年始にかけて、海外へのトリップを計画している方も多いと思うが、今回のビギナーズ知恵袋を参考に、各ポイントのサイズ表記を気に留めながら、楽しいサーフトリップをしてもらえれば幸いである。
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