コラム・特集企画 |
ビギナーズ知恵袋 vol.120 |
★台風の大きさと強さについて
今年はこれまでに3つの台風が発生していますが、台風の大きさや強さの表現には、決まりがあるのをご存知でしょうか。
今回のビギナーズ知恵袋では、台風の大きさと強さについて、ご紹介しましょう。
台風の勢力を示す目安として表現される「大きさ」と「強さ」。
「大きさ」は、台風に伴う風速15m/s以上の領域の半径を基準に、「強さ」は最大風速を基準に、それぞれ次の様に区分されます。
■大きさ
【大型(大きい)】
強風域の半径が500km以上、800km未満
【超大型(非常に大きい)】
強風域の半径が800km以上
※半径が500km未満の場合は、表現されません。
■強さ
【強い】
最大風速が、33m/s以上、44m/s未満
【非常に強い】
<最大風速が、44m/s以上、54m/s未満
【猛烈な】
最大風速が、54m/s以上
※最大風速が33m/s未満の場合は、表現されません。
なお、台風発生時に天気予報などで進路と一緒に表示される予報円は、台風の中心が到達すると予想される範囲を円で表したもので、この予報円に入る確立は約70%です。
また、接近時などに耳にする強風域や暴風域というキーワード。
強風域は、台風や発達した低気圧の周辺で、平均風速が15m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。
暴風域は、風が吹いている等の条件は同じですが、平均風速が25m/s以上の領域とされています。
台風情報では、強風域が黄色やオレンジ、暴風域は赤色で表示される事が多く、視覚的にも分かりやすいので、気にしながら見てみては!?
ウネリを届けてくれる一方、各地へ被害をもたらす事もある台風。今回のビギナーズ知恵袋を参考に、知識を深めておきましょう!
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