コラム・特集企画 |
ビギナーズ知恵袋 vol.127 |
★耳に溜まった水の抜き方
サーフィンをしていて、耳の中に水が入る経験をした方は、沢山いるのではないでしょうか。
これまでビギナーズ知恵袋では、サーファーズイヤーの予防 や、サーフィン後に鼻から海水が出るのは? 等の内容をお送りしてきましたが、今回は耳の中に水が入ってしまった場合の対処方をご紹介しましょう。
耳に水が入り、耳の穴が塞がったような感覚になる場合、外耳と呼ばれる部分に水が溜まった状態です。
耳の中にも毛が生えていますので、中に溜まった水は、この毛にからまって、簡単にスルッとは出てきてくれません。
しかも、通年サーフィンを続けていると、サーファーズイヤーなどで軟骨が張り出し、より水の抜けが悪くなってしまいます。
そんな時は、耳を下にして口を大きく広げ、あごを動かすように、口を開けたり締めたりしてみましょう。こうする事で、水が抜ける場合があります。
また、ティッシュをクルクルとねじり、細長いこよりを作って耳の中にゆっくりと入れ、水分を吸わせる方法もあるので、一度試してみて下さい。
それでも抜けない場合は、仰向けに寝た状態で、数分間じっとしましょう。温かい石やコンクリートなどを詰まっている耳側に当てるとさらに効果的です。その後、詰まっている耳が下になるよう、ゆっくりと頭を転がすと、水が出てくる場合も多いので、こちらも試してみては!?
なお、中耳炎やサーファーズイヤーの防止にもなるので、水が入らないように耳栓を着用し、事前予防をするのも良い方法です。サーファーズイヤーは酷い場合、耳鳴りや頭痛を引き起こしたり、睡眠や集中力の低下、難聴の原因にもなるので、注意しましょう。
また、耳に入った水を出したいあまり、麺棒などで擦り過ぎてしまった場合や、いつもと様子が違う場合など、しばらく経過しても違和感が取れない場合は、耳鼻科に診てもらいましょう。
今回のビギナーズ知恵袋を参考に、健康的な体をキープしながら、サーフィンをオールシーズン楽しみましょう!
※ビギナーズ知恵袋の次回更新は10/11(木)の予定です。
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