| コラム・特集企画 |
| ビギナーズ知恵袋 vol.29 |
★沖へ流されそうになった場合の対処方法
この時期になるとテレビやニュースでも取り上げられる事が多くなる水の事故。
この水の事故には様々なケースが挙げられるが、中でもビギナーサーファーに特に注意をして欲しいのが、離岸流（リップカレント）によって沖へ流されてしまうケース。
そもそもこの離岸流とは、岸から沖に向って強く流れる海水の流れの事。非常に強い流れのため、逆らって泳ぐのはもちろん、パドリングで岸へ戻る事などは非常に困難と言える。
離岸流によって沖へ流され始めてしまった場合、一番大切な事は落ち着く事。
パニック状態になってしまい、何も考えずひたすら岸へ向って泳いでしまうと、体力を消耗し溺れてしまう可能性が高いからだ。
次に重要なのが、岸と平行に泳ぐ事。
沖へ流れる離岸流の幅は10～30ｍ程度と言われているため、岸と平行に泳ぐ事で、流されつつも離岸流から抜け出す事が出来る。その後岸へ向う事で、漂流事故を防ぐ事が出来るだろう。
なお、離岸流は、外洋に面した海岸・遠浅で長い海岸線・海岸に対して波が直角に入るポイント、を満たした場所で発生しやすい。
また、Tバーなど人工物の周辺も複雑な潮の流れが発生しやすい事も併せて覚えておこう。
夏は家族や仲間と海へ出かける機会が増える季節。今回の知恵袋を頭に入れておいて、万が一の事態に備えておこう。
◆基礎知識
└今さら人に聞けないけど...知っておくべき基礎知識
◆便利情報
└経験が生んだ、まさしくサーファーズ知恵袋
◆グッズ関連
└快適な波乗りをサポートしてくれるグッズとの付き合い方
◆海での注意
└サーファーなら知っておきたい海での注意点
◆上達のコツ
└目からウロコ！？脱ビギナーサーファー宣言をサポート！
◆気象関連
└自分で波予想をする第一歩！？気象に関する知識！
◆カラダのケア
└押さえておきたいカラダのケアなどにまつわる情報！
◆ルール＆マナー
└これだけは押さえておきたいルールとマナー集
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