コラム・特集企画 |
ビギナーズ知恵袋 vol.33 |
★世界共通のルール
波に乗る楽しさ味わえるサーフィン。
自然を感じながら最高の時間を過ごせる事や、一言では表せない深い魅力もあり、平日・休日を問わず、場所によっては沢山のサーファーで賑わいを見せる。
そんな時に起きてしまうのが、接触事故などによるサーファー同士のトラブルである。
そんなトラブルや事故が少しでも減り、サーフィンがより楽しいものになる様に、今回は世界共通のルール『ワンマン・ワンウェイブ』を紹介しよう。
中・上級者はもちろん、ビギナーの方でも既にご存知の方が多いとは思うが、再認識の意味も含めてご一読いただけたら幸いだ。
この『ワンマン・ワンウェイブ』は、読んで字のごとく「一つの波には一人のサーファー」と言う意味。つまり『一つの波に乗って良いのは一人まで』という事になる。

基本的には、波が崩れる場所に近い人に優先権があり、既にテイクオフしているサーファーが居るのにも関わらず、その波に乗る事はルール違反となる。
また、波に乗っているサーファーの進行方向前方からテイクオフする事は前乗り(ドロップイン)と呼ばれ、一番やってはいけないとも言えるルール違反である。
ただし、この前乗りは意外にも簡単に回避する事が可能だ。それは周囲を良く見るという事。
波に乗る前に周囲(特に左右)を確認する癖をつけておけば、まず前乗りをする事はないだろう。
また、この左右確認の癖は、上達した時にはブレイクの様子を予測するのにも繋がってくるため、ビギナーの内からやっておくのがオススメ。
万が一、前乗りなどのルール違反をしてしまった時は、素直に謝るのが一番。よほどの事が無い限り、謝る事でトラブルを回避できるハズだ。
実際、非常に混雑したポイントでは『ワンマン・ワンウェイブ』を守るのは難しい事かもしれない。
それでも、これが世界共通のルールであると同時に、皆が楽しくサーフィンをするためには必要だという事は忘れないで欲しい。
各サーフポイントにおける雰囲気の良し悪しは、そこに入っているサーファー達の心掛けによって変わるもの。
今回の知恵袋を踏まえつつ、ルール・マナーに気を配り、譲り合いの気持ちを持って、楽しくサーフィンしていただければと思う。
◆基礎知識
└今さら人に聞けないけど...知っておくべき基礎知識
◆便利情報
└経験が生んだ、まさしくサーファーズ知恵袋
◆グッズ関連
└快適な波乗りをサポートしてくれるグッズとの付き合い方
◆海での注意
└サーファーなら知っておきたい海での注意点
◆上達のコツ
└目からウロコ!?脱ビギナーサーファー宣言をサポート!
◆気象関連
└自分で波予想をする第一歩!?気象に関する知識!
◆カラダのケア
└押さえておきたいカラダのケアなどにまつわる情報!
◆ルール&マナー
└これだけは押さえておきたいルールとマナー集
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