コラム・特集企画 |
ビギナーズ知恵袋 vol.5 |
★ウエットスーツの洗い方 簡易修理の仕方
今回はウエットスーツのケア方法と簡単な修理について。
●ウエットスーツを洗う
ウエットスーツは、使用後にしっかり真水で洗い「潮抜き」を必ず行おう。
ウエットスーツは熱・潮に弱く、ゴムの硬化や劣化に繋がるので、まずは必ず真水で潮を洗い流す。
洗う際はできれば専用のウエットシャンプーを使い、洗い終わったら太目のハンガーを使い、直射日光を避け、陰干しするのが基本だ。
また、ウエットスーツを畳んだり、細いハンガーなどでシワが着いてしまうと、そのシワは取れないので注意しよう。
なお、市販の「フレキシブル・バケツ」(\2,000前後)は洗う際や着脱の際にも使用できるので是非活用したい。
特に冬場はウエットスーツを脱ぐ際、お湯をためて足を温めることもでき、素早い体温の回復にも役立つ。
●着脱時の注意
表面がラバーでできているウエットスーツは、その柔らかさから、着脱時に爪で傷つけやすいので十分注意しよう。
●ラバー部分の小傷修理
万一傷つけたりした場合、小さなラバーの傷は、市販の「ウエットボンド」で意外と綺麗に修理できる。
まずは傷が広がる前にウエットボンドを使って応急処置しておき、シーズンが終わってからショップに修理を依頼しよう。
ウエットボンドを使う際、手順は以下の通り。
①まず接着部分を綺麗にして、ウエットボンドを塗る。※串棒や薄く小さなヘラがあると便利。
②ボンドを塗ったら、手で触ってもべたつかなくなるまで、いったんボンドを乾かす。※乾かすのが大切なポイント!
③接合部分を丁寧に合わせて、指でしっかり圧着。
●ジャージ部分の小傷修理
ジャージ部分の破れには、ウエットボンドは使用できない。
そのため、応急処置する場合は専用の補修材をウエットスーツの裏側からアイロンでプレスして、リペアする。
傷が大きい場合や、新品の状態に戻したい場合は、最小限の部分を丸ごとパーツ交換するやり方もある。この場合はショップに相談しよう。
◆基礎知識
└今さら人に聞けないけど...知っておくべき基礎知識
◆便利情報
└経験が生んだ、まさしくサーファーズ知恵袋
◆グッズ関連
└快適な波乗りをサポートしてくれるグッズとの付き合い方
◆海での注意
└サーファーなら知っておきたい海での注意点
◆上達のコツ
└目からウロコ!?脱ビギナーサーファー宣言をサポート!
◆気象関連
└自分で波予想をする第一歩!?気象に関する知識!
◆カラダのケア
└押さえておきたいカラダのケアなどにまつわる情報!
◆ルール&マナー
└これだけは押さえておきたいルールとマナー集
このコーナーでは、HowToのみならず、便利グッズの使い方や、サーフギアのメンテ方法など、知っていて損のない便利情報をご紹介していきます。
乞うご期待下さい!