| コラム・特集企画 |
| ビギナーズ知恵袋 vol.72 |
★梅雨について
先週の27日、気象庁は、東海、関東甲信越地方が梅雨入りしたとみられると発表した。
ニュースでも取り上げられていたが、それぞれ昨年より17日早く、平年より12日早い梅雨入りとなったが、今回のビギナーズ知恵袋では、そんな梅雨についてお送りしよう。
ジメジメした天気が続き、雨が降っているのを梅雨、または、梅雨前線が停滞していれば梅雨、と考えている方が多いのではないだろうか。
これらの考え方は細かく言うと、間違いとは言わないが、一概にそうとは言えない。
何故なら、梅雨には日照時間や気温、降水量などの具体的な数値を用いた定義がないからである。
気象庁は梅雨を、「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、またはその期間」としているが、ハッキリとした定義ではないため、先日の様な「梅雨入りしたとみられる」という曖昧な表現を用いて速報値として発表しているのである。
（梅雨入り（明け）の確定が発表されるのは、しばらく経ってからで、9月頃となる。）
ちなみに、この時期に天気図に見られる梅雨前線が日本列島の南側に位置する時には、基本的には全国的に波があまりあがらない傾向となる。
（南海上に台風があったとしても、ウネリが前線によりブロックされて届かないケースも・・・）
ただし、前線が途切れた時や、北上して陸地にかかった時などは、ウネリが入り始める事があるので、これは覚えておこう。
サーファーたるもの、気象に関する豆知識を身につけておきたいところだが、「梅雨入りしたとみられる」と曖昧な表現が使われているのを知らないビギナーサーファーの方々も多かったのではないだろうか。
今回のビギナーズ知恵袋を参考に、気象情報にも関心を持ってサーフィンを楽しんでみるのもオススメである。
◆基礎知識
└今さら人に聞けないけど...知っておくべき基礎知識
◆便利情報
└経験が生んだ、まさしくサーファーズ知恵袋
◆グッズ関連
└快適な波乗りをサポートしてくれるグッズとの付き合い方
◆海での注意
└サーファーなら知っておきたい海での注意点
◆上達のコツ
└目からウロコ！？脱ビギナーサーファー宣言をサポート！
◆気象関連
└自分で波予想をする第一歩！？気象に関する知識！
◆カラダのケア
└押さえておきたいカラダのケアなどにまつわる情報！
◆ルール＆マナー
└これだけは押さえておきたいルールとマナー集
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