| コラム・特集企画 |
| ビギナーズ知恵袋 vol.80 |
★SPFやPAと紫外線の関係
夏場のサーフィンに必須とも言える日焼け止め。
この日焼け止め、今は様々な種類の物が発売されており、そこには、SPF30やPA+など、英数字が書かれているを目にした事があるだろう。
なんとなく分かっていても、詳しくは分からないこのSPFやPAという文字。
今回のビギナーズ知恵袋ではこのSPFやPAと紫外線の関係についてお送りしよう。
まず、日焼けの原因とも言える紫外線は、太陽光線に含まれる光成分の事。またの名をUVと言い、その種類は、UVA、UVB、UVCと、大きく3つに分けられる。
その中でも、日常で浴びている紫外線の90％以上を占めるUVAは、肌が黒くなる日焼けを引き起こし、シミやしわの発生に関わっていると言われ、UVBは肌が赤くなる日焼けの主な原因となり、シミや皮膚ガンの原因になるとも言われている。
（UV-Cはオゾン層によりほぼ吸収されるため、地上にはほとんど到達しない、と言われている。）
このUVAを防ぐ効果を数値で表したものがPA、UVBを防ぐ効果を表したものがSPFとなる。
PAは効果の強い順に、PA+++（非常に効果がある）、PA++（かなり効果がある）、PA+（効果がある）の3段階に分類され、SPFは数値が高いほど効果が強いとされている。
SPFの数値は、何も塗らない状態と比べて、肌が赤くなる時間を何倍まで引き延ばす事が出来るかという目安。SPF5であれば、肌が赤くなるまでの時間を5倍に延ばせるという事になる。
（5倍の時間だけ紫外線に耐えられるという意味ではないので注意しよう。）
意外と、知っている様で知らない、日焼け止めに書かれたSPFやPAの文字。
今回のビギナーズ知恵袋を参考に、SPFやPAと紫外線の関係を、今後の日焼け止め選びに活用していただけたら幸いである。
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