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| ビギナーズ知恵袋 vol.91 |
★風波とウネリの違い
海に行って波チェックをしていると、「形良くて良い波だ」「今日は風が入ってイマイチ」と、その日のコンディションの違いを感じるハズ。
今回のビギナーズ知恵袋では、そんな波の様々な違いの一つ、「風波とウネリの違い」について簡単にお送りしよう。
まず、風波とウネリの違いには、その形が挙げられる。
風波は強風に煽られているので、ピークがホレていたり、ダラついた厚い波だったり、不規則な形をしている。
一方、うねりは穏やかに海面が上下するだけの、丸みを帯びた規則的な形となる。
風波は不規則にブレイクをしてサイズも一定ではないが、ウネリは基本的に一定の間隔で、ある程度決まったサイズの波がやってくるので、風波よりもウネリの方がサーフィンに適していると言える。
また、その他の違いとしては、その波長（周期）が挙げられる。
波長の短い風波に比べて、ウネリは波長が長いためスピードも速く、水深が浅くなる海岸付近では、風波よりも波が高くなりやすい性質がある。
なお、そんなウネリも、元々は風波であるのをご存知だろうか。
沖合いで吹く強風によって発達した風波が、風の吹かない領域にまで伝わった波、または風が弱まった場合や風向が急に変化した場合に残された波がウネリとなる。
つまり、沖合いで風が強く吹き続き、風波が発達すればするほど、それだけウネリも大きくなると言える。
そのため、波を当てたいのであれば、沖合いの風の状態をチェックするのも一つの手段と言えるだろう。
BCMでは、周辺の気象情報をエリア単位で一括確認できるエリアウェザーを用意しているので、天気図と併せてこちらを参考に、自分なりの波予想をしてみるのも楽しいかもしれない。
ちなみに、風波は強風によって波が立っているだけなので、ウネリは比べて長続きしない傾向にある。
これも波予想の際に役立つ事があるので、是非とも覚えておこう。
今日の波は風波なのか、ウネリなのか、沖合いの風はどうなのか、どこから届いたウネリなのか、そんな事を考えながらサーフィンをすると、これまでとは違った楽しみが見えるかもしれない。
今回のビギナーズ知恵袋が、自分なりの波予想を楽しむキッカケになれば、幸いである。
◆基礎知識
└今さら人に聞けないけど...知っておくべき基礎知識
◆便利情報
└経験が生んだ、まさしくサーファーズ知恵袋
◆グッズ関連
└快適な波乗りをサポートしてくれるグッズとの付き合い方
◆海での注意
└サーファーなら知っておきたい海での注意点
◆上達のコツ
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◆気象関連
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◆カラダのケア
└押さえておきたいカラダのケアなどにまつわる情報！
◆ルール＆マナー
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