南房総エリア
2017-05-31 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回更新時(5/24)の冒頭でも触れましたが、初夏の様な陽気が続く南房総エリア。
例年に比べ低目だった水温も、ようやく上がり出しました。
がしかし、そうこうする内に、天気予報では「梅雨入り」予想の話題も出始め、季節の移り変わりの速さを感じる今日この頃・・・。
それではそんな当エリアの「地形レポート(5/30火曜日チェック)」今週もお届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、こちらは引き続きインサイド~ミドル迄が平らな浅目の地形の様です。
先週末(5/27?28)に行われた「JPSAロングボード第二戦」も、何とかその地形の良さに助けられ、初日は腹?胸のファンウエーブ、ファイナルデイは腰前後とスモールながら、順調に行う事が出来ました。
・5月31日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは前回(5/24更新)レポート時に比べ、インサイド~ミドル手前が若干深目に変化した様で、潮の多い時間帯ですと、ブレークしづらいインサイド寄りのワイドダンパーが目立ちます。
それでも潮が引くに連れ、徐々にコンディションが上向いて来る地形となっています。
・5月31日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは、サイズが胸前後有ったせいか、潮の多い時間帯でも、何とかギリギリ出来ていました。
この後潮が引くに連れて、コンディションは上向きそうな感じでした(風が強まらなければ)ので、引き続き、極端にサイズが無く潮の多い時間帯を除けば、そこそこ楽しめる地形はキープされている様です!
・5月31日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。




そして和田方面『花籠』。
今回の取材時は、潮が多目の時間帯だったせいか?残念ながら、テイクオフも厳しいショアーブレークしか有りませんでした・・・。
・5月30日(火)、ハイタイド約2時間20分後の正面。

こちら右寄りは、潮の多い時間帯でしたが、ショルダーの張った良い波がブレークしていました!
先日の雨により、こちらへ蛇行している河口から土砂が流れ、再びバンクが出来た様です。
・5月30日(火)、ハイタイド約2時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも花籠正面同様、ショアーブレークしか有りませんでした。
やはりミドル付近がかなり深目の地形の様です。。。
・5月30日(火)、ハイタイド約2時間30後の大原駐車場前。

しばらくは頭前後のサイズが無いと、厳しい状況が続いてしまいそうです。
そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらは残念ながら、更に地形が悪化(ミドル付近が深目)してしまった様です・・・。
ウネリも小さく、写真の様なショアーブレークしか有りませんでした。
このサイズですと「潮が引いても変わらない」とのローカル談。
・5月30日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、ミドル付近が深目になってしまってから、すでに数ヶ月経ってしまいましたが、改善されません。
この日も、まったくインサイド迄反応せずに、ショアーブレークオンリー。。。
・5月30日(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。

花籠正面・大原・白渚ポイントは、ほぼ同じ様な深目の地形となってしまい、大袈裟に言うと、和田方面は全滅状態ですが、ここは自然の回復力を信じて、じっと待つしか無さそうです・・・。
以上が、今週(5/30チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
冒頭でも触れましたが「南西」寄りの風もそこ迄強まらず、水温も上がり出しましたので、「シーガル」や「ロングスプリング」等の方がほとんどです。
それでも朝一や夕方のラウンドを考えて、「3mmジャーフル」も、念の為お持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)にお届け致します。
*****
レポート一覧へ
*****

