南房総エリア
2017-06-08 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先日、関東地方も「梅雨入り」したとの発表が有りましたが、いよいよジメジメした陽気が続く季節がやって来る様です。
勿論天気も気になりますが、サーファーとしてはやっぱり「波」のクオリティーが最優先。
それには、小さなウネリにも敏感に反応してくれる、地形がカギを握って来ますが・・・。
と言う事で、そんな当エリアの気になる「地形レポート(6/6火曜日チェック)」を今週もお届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、こちらは前回(5/31更新)レポート時から大きな変化は無く、インサイド~ミドル迄が、平らな浅目の地形の様です。
小潮~中潮周りの潮の増減でしたら、まずまずコンスタントに楽しめています。
・6月6日(火)、ロータイド約30分前の監視所側。

そして教習所側。
前回(5/31更新)レポート時でお伝えした、インサイド~ミドル手前が、若干深目の地形に変化は見られず、潮の多い時間帯ですと、ブレークしづらいインサイド寄りのワイドダンパー気味となってしまいます。
・6月6日(火)、ロータイド約30分前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは、千歳が良いコンディションとなる条件の「サイズが胸以上で潮の少ない時間帯」に、ドンピシャ当てはまり、3ピーク共充分楽しめていました!
特に正面~左寄りが良さそうでした・・・。
引き続き、極端にサイズが無く潮が多い時間帯以外でしたら、そこそこ楽しめる地形はキープされています。
・6月6日(火)、ロータイド約20分前の正面。




そして和田方面『花籠』。
今回の取材時は、ほぼロータイド時でしたので、そこ迄サイズが無くても何とかテイクオフは出来ていましたが、その後ウネリに戻りショアーブレークに・・・。
・6月6日(火)、ロータイド約10分前の正面。

こちら右寄りは、1~2アクション入れられそうな、ショルダーの張った波がブレークしていました。
・6月6日(火)、ロータイド約10分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、ほぼロータイド時でしたので、写真の様なブレークが有りましたが、「ロングボードでテイクオフがやっと」というコンディションでした・・・。
潮が上げて来たら、恐らくこのブレークも無くなり、ショアーブレークオンリーかと思います。
・6月6日(火)、ほぼロータイドの大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
ロータイドと言う事も有り、何とか乗れる波がブレークしていましたが、かなりインサイド寄り迄反応せず、やはりミドル付近がかなり深目の地形の様です・・・。
・6月6日(火)、ロータイド約10分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、ロータイド時にも関わらず、まったくミドルでは反応せずに、ショアーブレークのみでした。
以前から続いている、ミドル付近がかなり深目な地形のままの様です。
・6月6日(火)、ロータイド約10分後のS&S寄り。

以上が、今週(6/6チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ数日は安定していますが、「シーガル」や「ロングスプリング」等をメインに、念の為「3mmジャーフル」もお持ちになる事をお勧めします!
それでは、また来週(水or木)にお届け致します。
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