南房総エリア
2017-06-14 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(6/8更新)レポート時に梅雨入りした関東地方ですが、その後雨らしい雨も降らずに、早くも「カラ梅雨」が心配されていましたが、取材時の今日(6/13)は、ほぼ終日雨で、風も天敵の「東寄り」と言う事も有り、どこのポイントもサーファーはまばらでした。
ただ、また晴れ間は戻る様ですので、週末(6/17・18)に向けて盛り上がって行きたいところです!
それではそんな当エリアの「地形レポート(6/13火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、しばらく続いたインサイド~ミドル迄が、平らな浅目の地形ですが、ちょっと変化が有った様で、インサイドはかなり浅目なのですが、ミドル手前が深目になってしまい、潮の多い時間帯やサイズが無い時等は、コンディションを落としてしまいます。
・6月13日(火)、ハイタイド約3時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは以前からお伝えしている通り、インサイド~ミドル手前が深目の地形のままで、潮の多い時間帯ですと、ダラダラの厚目のブレーク、もしくはインサイド寄りのダンパー気味となってしまいます。
・6月13日(火)、ハイタイド約3時間後の教習所側。

それでも、両ピーク共、ドン深にはなっていませんので、今のところ潮回りを考慮すれば、充分楽しめていますので、これ以上悪化しない事を祈ります・・・。
次はお隣『千歳』。
前回取材時(6/6)では、千歳が良いコンディションとなる条件の「サイズが胸以上で潮の少ない時間帯」に、ドンピシャ当てはまっていましたが、今回(6/13)は、その真逆で「サイズが腹以下で潮の多い時間帯」でしたので、3ピーク共厳しいコンディションでした。。。
特に右寄りは、ショアーブレークしか有りませんでした。
・6月13日(火)、ハイタイド約3時間10分後の正面。



また、引き続きインサイドのリーフには、

そして和田方面『花籠』。
こちらの写真から分かる様に、インサイド寄りはかなり浅目なのですが、ミドル手前~ミドル辺りが、かなり深目の地形になってしまっています。
・6月13日(火)、ハイタイド約3時間20分後の正面。

こちら右寄りは、小さ目ながら何とか1アクションは入れられそうな、波がブレークしていました。
しばらくは、正面が厳しいコンディションの時は、こちらへ移動して楽しむしか無さそうです。
・6月13日(火)、ハイタイド約3時間20分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、ほぼ花籠正面と同じ様な状況で、ショアーブレークしか有りませんでした。
やはりミドル手前~ミドル辺りが、かなり深目の地形の様ですので、しばらくは、頭前後のサイズが無いと、沖では反応しないのでは…と思います。
・6月13日(火)、ハイタイド約3時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
まだ潮が多目の時間帯でしたが、なんとかアクションを入れたライドが出来ていました!
・6月13日(火)、ハイタイド約3時間40分後の河口寄り。

前回(6/8更新)レポート時にも触れましたが、雨による河口地形の変化に期待したいところです。
そしてS&S寄り。
こちらは、ウネリは有るものの、ミドル辺りでは全く反応せずに、ショアーブレークのみでした。
・6月13日(火)、ハイタイド約3時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(6/13チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
前回更新日(6/8)に吹いた南西の強風により、急激に下がり「シーガル」ですとかなり冷たく感じましたが、昨日辺りから徐々に上がり出しましたので、「シーガル」「ロングスプリング」をメインに、念の為「3mmジャーフル」も持参する様なイメージでお願いします!
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
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