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「六ヶ所再処理工場」の本格稼働の中止を求める署名提出

2008-01-29 更新
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先日お伝えした通り、1月28日(月)に青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場の本格稼働の中止を求める署名が内閣総理大臣・経済産業大臣あてに提出されました。
S.F.Jに集まった署名は31,980筆。更に全国ネットワークの署名は37万9469筆、岩手県内漁業協同組合の署名は39万9524筆となり、3団体の合計は81万973筆に達しました。

S.F.Jのホームページの六ヶ所特集で署名提出の報告と感謝のメッセージが掲載されています。署名活動は引き続き継続されていくので、署名したい、活動の詳細を知りたいという方はHPへアクセスしてみてください。

S.F.Jホームページ
http://www.surfrider.jp/(PC用)

また、前日の27日(日)には日比谷野外大音楽堂で『Nobody talks, Nothing changes 誰も話さなければ、何も変わらない』というイベントとデモ行進が行なわれ、こちらはサーファー、漁師、全国の生協や環境NGOなど約2000名が集結。
メッセージを入れたプラカードだけでは無く、ボディボード、サーフボードを持ち込んだ方もいて、思い思いの形で再処理工場の本格稼働中止をアピールしていました。


なお、今回の「六ヶ所再処理工場」の件と直接の関係はありませんが、太陽光や風力、地熱など「再生可能エネルギー」をもっと生かして地球温暖化を食い止め、化石燃料や原子力発電依存から脱出しようなどという考えで、サッカー日本代表の岡田監督、女優の竹下景子さん、長澤まさみさん、作家の倉元聡さん、シンガーソングライターのイルカさん、ヤクルトスワローズ前監督の古田敦也さんら12人が発起人となり、政策提言グループ「地球環境イニシアティブ(GEIN)」を設立。

岡田監督は「僕らは子供たちに何を残していけるのか。今(電気を)使うため、1万年もなくならない放射性廃棄物を残すのは違うんじゃないか」と設立の目的を説明していました。
「地球環境イニシアティブ(GEIN)」は、発足大会を3月23日に東京・日比谷公会堂で開き、具体的な政策提言を発表して賛同者を募るということです。


六ヶ所村問題や地球温暖化。便利さと引き換えに地球が犠牲にされてきた現実。そして私達に何が出来るか考え、行動を起すことの重要性。
集まった署名の数を見るとそのことに気付かされますね。今後もBCMではこれらの活動を追って行きたいと思います。

最後にS.F.Jの代表、守山倫明氏からメッセージを!
「行動することが何よりも大切!参加して知ることが何よりも大切!おおいなるもの”海”は俺の人生そのものだ!その”海”を守るために生涯をかけてもまったく惜しくはない!」