南房総エリア
2017-06-21 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

今日(6/21)は「夏至」。簡単に言うと、日の出から日没迄の時間が一番長い日(北半球)ですが、日本の場合梅雨時と重なる為、日照時間をそこ迄長く実感できない様です。
現に今も朝から雨ですし。。。
しかし、一昨日(6/19)等は朝から晴天に恵まれ、コンディションの良いポイントでは、「仕事帰りの1ラウンド」を楽しむローカルサーファーも集合し、日没ギリギリ迄賑わっていました!
それでは、そんな当エリアの「地形レポート(6/20火曜日チェック)」、今週も早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、前回(6/14更新)レポート時とほぼ同じで、インサイドは浅目、その先ミドル手前が深目になっている地形の様です。
ですので、潮の多い時間帯やサイズが無い時等は、コンディションを落としてしまいがちですが、この一週間(6/15~21)は、そこそこのサイズに恵まれた事で、潮回りにさほど左右されずに楽しめていました!
・6月20日(火)、ロータイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは監視所側よりも、インサイド~ミドル手前が更に深目の地形の様で、潮の多い時間帯ですと、ショルダーの張りづらい厚目のブレークや、インサイド寄りのワイドダンパー気味となってしまいます。
・6月20日(火)、ロータイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
取材時(6/20)はサイズも有り、潮の少ない時間帯でしたので、3ピーク共、まずまずのコンディションでしたが、良い時の「千歳」を知っている身としては、イマひとつ「パキッとしない」と言うのが正直な感想です。
やはり「ミドル付近が深目」なのが影響しているのでは?と察しますが、この地形になってから長いですねえ・・・。
・6月20日(火)、ロータイド約2時間10分後の正面。




そして和田方面『花籠』。
「正面寄りで、久し振りに波に乗っている方を観ました」と言っても大袈裟では無い程、ミドル付近が深目の地形が続いていますが、取材時(6/20)は、サイズが有り潮も少な目でしたので、セットでテイクオフから1ターン、パンピングしながらもう1ターンは何とか出来ていました。
がしかし、波は途中で消えてしまい、やはり地形の悪さを感じました・・・。
・6月20日(火)、ロータイド約2時間20分後の正面。

右寄りは、サイズも有り充分楽しめていましたので、正面が厳しいコンディションの時は、こちら寄りに頼るしか無さそうです!
・6月20日(火)、ロータイド約2時間20分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも花籠正面同様、久し振りにテイクオフをしている方発見!
と言った感じでしたが、花籠正面より更にショートライドで、残念ながら1ターンでウネリに戻ってしまっていました・・・。
・6月20日(火)、ロータイド約2時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
インサイド寄りの難しそうな波でしたが、1~2アクションを入れてライド出来ていました!(乗り手も上手かった!)
もうワンサイズ有ると、更に沖寄りで反応し、厚目ながら良い波になるとの事(ローカル談)でした!
・6月20日(火)、ロータイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらもサイズが有ったので、今までに比べれば良い方で、テイクオフ~1ターン程度は出来そうな波がブレークしていました。
ただ、やはりその後はウネリに戻りショアーブレークのみでしたので、まだまだ、ミドル付近が深目な地形に変化は無さそうです。
・6月20日(火)、ロータイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(6/20チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
前回更新日(6/14)にお伝えした時より、更に水温は上がり、天気の良い日等は「スプリング」の方も見かける程。
雨や風の強い日以外でしたら「シーガル」や「ロングスプリング」が、お勧めとなります。
ただし、南西の強風が続いた翌日等は「3mmジャーフル」もお忘れなく!
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)にお届け致します。
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