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JPSAショートボード第2戦 『伊豆下田CHAMPION PRO』終了!

2017-06-26 更新
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バリ島での開幕戦から2ヶ月以上のインターバルをあけてJPSAショートボード第2戦『伊豆下田CHAMPION PRO Presented by LesPros entertainment』が6月23日〜25日に伊豆で開催。
会場の白浜はサイズ不足だったため、初日から最終日まで多々戸に移動して進行。平均腰前後、最終日はファイナルに向かって風の影響が入りながらも、サイズアップして胸位のセットも入っていました。

開幕戦で初優勝を決めた佐藤魁は欠場。スポンサーシードの大橋海人も早々と敗退する中、ローカル中のローカル、大野修聖。
ベテランの大澤伸幸、西優司、脇田泰地がファイナルに進出。
大澤伸幸は開幕戦に続き、2戦連続のファイナル。西優司、脇田泰地は初ファイナル。

25分のファイナルはトロ速いブレイクが中心。
序盤から各選手スコアを重ねてヒートアップ。7.25と8.75をスコアした西優司がトータル16.00でリード。ブローテールを披露するなど素晴らしいパフォーマンスで他を圧倒。
2位は地元の多くのサポーターに支えられていた大野修聖。7.75を含む、トータル14.25で追い上げ、ニード8.26。
3位に脇田泰地、4位に大澤伸幸。
中盤〜後半は波数が減り、更に各選手バックアップスコアを伸ばすために慎重に波を選ぶ体勢に入り、シチュエーションは変わらず。
プライオリティを持っていた大野修聖はカウントダウンに入ってから波に乗るものの、逆転可能なポテンシャルな波ではなく、西優司がJPSA初優勝を決めました。

ジュニア時代から注目されていた西3兄弟の末っ子、西優司は兄弟では唯一のレギュラーフッター。
17歳の誕生日を迎えたばかりの彼はコンテストの枠にとらわれず、フリーサーフィンのような自由なライディングでイベントを通して目立つ存在でした。
ちなみに長男の西修司はQF進出、次男の西慶司郎はQS参戦で南アフリカへ。1,000『Jordy Smith Cape Town Surf Pro』では9位になるなどそれぞれが活躍しています。

ランキングでは2戦連続ファイナル進出の大澤伸幸がトップに立ち、2位は大野修聖、3位は田中英義。
今年は9戦用意されており、まだポイントも僅差のため、タイトルの行方は分かりません。

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女子はディフェンディングチャンピオンの大村奈央が期間中最もスモールだった2日目に行われたQFで波選びに苦戦して敗退。
開幕戦を制した川合美乃里もSFで敗れるなど波乱含みの展開に...。

ファイナリストは野中美波、都築有夢路、橋本恋の3名の10代の選手とベテランの庵原美穂。
序盤は庵原美穂が早々と2本まとめて主導権を握りますが、都築有夢路、橋本恋がすぐにスコアを伸ばして逆転。
更に野中美波がライトの波で7.00、レフトの波で6.35をスコアして一気にトップに立ちます。
後半は男子同様に波数が減ってしまい、野中美波が逃げ切る形でJPSA初優勝!

まだ15歳の野中美波。ファイナル終了後は都築有夢路と川合美乃里に担がれ、嬉しいビーチ凱旋。
10代の選手が昨年より更に活躍している今シーズン。
ランキングでも16歳の川合美乃里がカレントリーダーの座をキープしており、2位に野中美波、3位に都築有夢路。
トップ10を見ても大半は10代の選手で占めています。

次の第3戦は7月27日〜30日に伊良湖で開催される『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』です。

JPSAショートボード第2戦
『伊豆下田CHAMPION PRO』結果
1位 西優司
2位 大野修聖
3位 脇田泰地
4位 大澤伸幸

女子
1位 野中美波
2位 都築有夢路
3位 橋本恋
4位 庵原美穂

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JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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