南房総エリア
2017-06-28 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

梅雨真っ只中のこの時期にしては、そこ迄雨の日は多く有りませんが、河口付近のポイントでは、この少な目とは言え雨の影響でしょうか、地形の変化(好転)が若干有った様で、情報に敏感なサーファー達で、久し振りに賑わいを取り戻したポイントも有る様です・・・。
それでは、そんな当エリアの「地形レポート(6/27火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、冒頭でも述べた「雨の恩恵」を受けた様で、今迄ミドル手前が深目になっていましたが、インサイド~ミドル迄平らな地形に変化した様です。
ですので、ある程度のウネリが有れば、敏感に反応しますので、ハイタイドやロータイド以外の時間帯でしたら、そこそこ楽しめています!
・6月27日(火)、ハイタイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは以前と変わらず、インサイド~ミドル手前が、深目の地形のままの様で、潮の多い時間帯ですと、インサイド寄りの厚目のブレーク、もしくはワイドダンパー気味となってしまいます。
・6月27日(火)、ハイタイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時(6/27)は、サイズも無く潮の多い時間帯でしたので、3ピーク共インサイド寄りの、厚目のブレークが目立ちました。
それでも以前からお伝えしている通り、「ある程度サイズが有り、潮の少な目な時間帯」でしたら、そこそこ楽しめる地形はキープされています!
・6月27日(火)、ハイタイド約1時間10分後の正面。

・6月27日(火)、ハイタイド約1時間10分後の左寄り。



そして和田方面『花籠』。
今回の取材時(6/27)は、サイズも無く潮の多い時間帯でしたので、ミドル付近ではまったくブレークしていませんでしたが、逆に浅目なインサイドの地形に反応して、写真の様な波がブレークしていました!
そこ迄速く無かったので、充分1~2アクションは入れられそうでした。
・6月27日(火)、ハイタイド約1時間20分後の正面。

右寄りは、河口がこちらへ蛇行しているので、雨による土砂の流出により更に砂が付いた様で、良いバンクが形成されていて、潮回りにそこ迄大きく左右されずに楽しめています!
そのせいか、ここ最近は平日でも人気のスポットとなっています・・・。
・6月27日(火)、ハイタイド約1時間20分前の右寄り。

ですので、ビギナーの方等には、お勧めは出来ませんが・・・。
続いて『大原駐車場前』。
ビックリされている方もいらっしゃるかと思いますが、こちらの写真は間違い無く「大原P前」です。
潮が多目の時間帯でしたが、インサイド寄りの浅目の地形に反応して、充分アクションを入れて乗れていました!
ただし!花籠正面同様、潮が引いてしまうとサイズが下がり、ブレークしなくなってしまうと思います。。。
そういう時は、上げ込み時に期待出来そうなので、潮回りを考慮してチェックしてみて下さい。
・6月27日(火)、ハイタイド約1時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも若干「雨の恩恵」を受けた様で、今迄はサイズが無いと、インサイド寄りでしか反応していなかった地形でしたが、今回の取材時(6/27)は、ミドル付近で、厚目ながらブレークしていました。
潮が引いてくるに連れ、徐々にアウトよりにピークもシフトして、そこそこ楽しめている様です!
・6月27日(火)、ハイタイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
河口寄り程では有りませんが、サイズも無く潮の多い時間帯ながらも、ロングボードなら乗れそうな波がブレークしていましたので、やはりこちらも、前よりは良くはなっているのでは!?
正直以前は、これすら無かったので・・・。
・6月27日(火)、ハイタイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(6/27チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
特に上下変動は無さそうですが、どうしても外気によって体感温度が左右されてしまうので、「シーガル」や「ロングスプリング」をメインに、また、特に寒がりの方や南西の強風が続いた翌日等は「3mmジャーフル」も、お持ちになる事をお勧めします!
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届け致します。
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