南房総エリア
2017-07-05 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(6/28)更新の翌日あたりから、スモールコンディションが続いていた南房総エリアでしたが、更新日(7/5)本日は「台風3号」のウネリにより、南寄りのウネリに敏感なポイントを中心に全域でサイズUP。
ただし、昨日(7/4)の取材時は、どこのポイントもまだ影響は無く、小さ目な波でのチェックとなっていますが・・・。
それではそんな当エリアの「地形レポート(7/4火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、前回(6/28)更新時と大きな変化は無く、インサイド~ミドル付近が平らな地形の様です。
ただし、ここ最近はウネリの小さな日が続き、潮の多い時間帯ですと、インサイド寄りのワイドダンパー気味でした。
引き続き、そこそこサイズが有れば、ミドルタイド近辺を中心に楽しめる地形となっています。
・7月4日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらは、インサイド~ミドル手前が、更に深目になってしまった様で、ロータイドでもインサイド迄反応せずに、ショアーブレーク気味のワイドダンパーしか有りませんでした。。。
・7月4日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
地形的には変化は無さそうですが、潮の少ない時間帯でサイズも胸前後は有りましたので、風もオフショアと言う事も有り、写真の様なファンウエーブで皆さん楽しんでいました!
・7月4日(火)、ロータイド約10分後の正面。

・7月4日(火)、ロータイド約10分後の左寄り。

・7月4日(火)、ロータイド約10分後の右寄り。

※最近も怪我をされている方が居るそうですので、引き続きインサイドのリーフには、くれぐれもお気を付け下さい。
そして和田方面『花籠』。
今回の取材時(7/4)は、潮の少な目な時間帯でしたので、ミドル付近で写真の様な波がブレークしていましたが、残念ながら途中で消えてしまっていました。
・7月4日(火)、ロータイド約20分後の正面。

右寄りは、引き続き河口がこちらへ蛇行しているので、浅目の地形はキープされています。
・7月4日(火)、ロータイド約20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、ウネリは有るものの、インサイド寄りのダンパーのみでした。。。
写真のブレークポイントの、更にアウト寄りで反応すれば、と思いますが、この辺りが以前と変わらず深目なままの様です。
・7月4日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前。

上げのショアブレーク狙い、と言ったところでしょうか。
そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらはインサイド寄りにかなり砂が付き、「州」が形成されている様ですので、潮が上げた時間帯の方が、コンディションが上向くのでは?と思われます。
・7月4日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、まだまだミドル付近が深目の地形の様ですねえ・・・。
一進一退と言ったところでしょうか、しばらくは肩以上のサイズが無いと、厳しい状況が続いてしまいそうです。
・7月4日(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(7/4チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
2日間(7/3・4)程、南西寄りの風が吹きましたが、今日(7/5)は、それ程下がっておらず、天気が良い事も有り「シーガル」で充分でした。
中には「スプリング」の方も!
ここは、「シーガル」や「ロングスプリング」をメインに、そろそろ「スプリング」も有りかと思います。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
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