南房総エリア
2017-07-19 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回の更新日(7/12)後の14日午後辺りから、熱帯低気圧のウネリが徐々に入り出し、翌15日は、どこのポイントも肩~頭迄サイズUP!
特に午前中は風も弱く、久し振りのファンウエーブに皆さんストーク!
その後も、ポイントによっては、三連休終盤まで楽しめた様です。
それでは、そんな当エリアの「地形レポート(7/18火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、前回(7/12)のレポートでもお伝えしましたが、残念ながらミドル手前~ミドルが深目な地形はそのままです。
ただ、冒頭でも触れましたが、熱低のウネリにより三連休初日の15日は、特にロータイドからの上げ込みにかけて、エクセレントなコンディションに恵まれました!
ですので、胸以上のサイズが有れば、潮の少ない時間帯を中心に楽しめる地形は、何とかキープされている様です。
・7月18日(火)、ロータイド約3時間後の監視所側。

こちら側は、7月21日~8月20日迄の9時~16時は、海水浴場規制が入る為、サーフィンは出来ません。
そして教習所側。
こちらは、ミドル付近のみならず、インサイドも深目の様で、中潮~大潮周りのロータイド近辺じゃないと、かなり厳しいですねえ・・・。
・7月18日(火)、ロータイド約3時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回も、地形の変化(上向き)はみられず、取材時は潮の少な目な時間帯でしたが、サイズが無いので、インサイド寄りの厚目のブレークが目立ちました。
それでも、3ピークの中では、正面が一番良さそうでした。
・7月18日(火)、ロータイド約3時間10分後の正面。

・7月18日(火)、ロータイド約3時間10分後の右寄り。



そして和田方面『花籠』。
こちらは、ウネリは有るもののミドルでは全く反応せず、インサイド寄りの高速ブレークのみでした。
まだまだミドルが深目な地形の様です。
・7月18日(火)、ロータイド約3時間20分後の正面。

右寄りは、引き続き浅目の地形がキープされている様ですが、潮の多い時間帯ですと、ブレークしずらいインサイド寄りの速目のブレーク、又はダンパーになってしまいます。
・7月18日(火)、ロータイド約3時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
写真からも分かる様に、かなりインサイド寄りは浅くなっていますが、その沖が深いですねえ・・・。
このサイズではまったく反応せずに、インサイドの高速ブレークのみとなっていました。
それでも、この方は上級者の様で、1アクションは入れていました!
この掘れ方ですと、ビギナーの方にはテイクオフも難しいのではと思います・・・。
・7月18日(火)、ロータイド約3時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも大原ポイント同様、かなり砂が付いて浅い地形となっています。
ブレークも中・上級者向けの高速ワイドブレークのみと、なってしまっていました。
この状況は、潮が上げてもさほど変わらないとの事。。。
それでも熱低のウネリが入った時は、ミドル~アウトでブレークしていた様ですので、サイズ次第と言ったところでしょうか・・・。
・7月18日(火)、ロータイド約3時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも河口寄りとほぼ同じ様な状況で、ミドル付近では全く反応せずに、インサイド寄りのワイドブレークのみでした。
この地形になってしまってから長いですねえ・・・。
・7月18日(火)、ロータイド約3時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(7/18チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ一週間で水温も上がり、天気の良い日中は「トランクス+タッパー」でOKです。
又、朝・夕等の事を考えて「スプリング」も、お持ちになれば充分かと!
今回は以上です。
それでは、また来週(水or木)にお届け致します。
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