南房総エリア
2017-07-26 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

梅雨明け後、立て続けに発生した台風ですが、今回の取材時(7/25)は、5号からの東寄りのスエルにより、久し振りにサイズの有るコンディションでの、地形チェックとなりました。
このスエルによって、果たして地形の変化は有ったのか?気になるところです・・・。
それではそんな当エリアの「地形レポート(7/25火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、およそ2週間に渡りミドル手前~ミドルが深目な地形でしたが、今回の台風スエルにより、平らな地形に改善された様です。
バックウオッシュの原因となっていた、インサイドの段差も取れました!
お勧めの時間帯としては、ミドルタイド近辺となります。
・7月25日(火)、ロータイド約3時間前の監視所側。

ただし、中・上級者向けのコンディションですので、充分お気を付け下さい。
なお、こちら側は7月21日~8月20日迄の9時~16時は、海水浴場規制が入る為、サーフィンは出来ません。
そして教習所側。
こちらは、まだインサイド~ミドル付近迄深目のままの様で、これだけサイズが有っても途中でウネリに戻り、最後はインサイドのショアブレーク気味となっていました。
それでもファーストブレークで、充分アクションを入れて乗れそうでした!
・7月25日(火)、ロータイド約3時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
この時点(7/25取材時)では、地形の変化は感じられませんでしたが、このスエルがしばらくは続きそうですので、岸に上がってしまった砂が戻り、深目な地形が改善されるのでは?と期待が持てそうです。
・7月25日(火)、ロータイド約2時間50分前の正面。

・7月25日(火)、ロータイド約2時間50分前の右寄り。


なお、

そして和田方面『花籠』。
サイズが有るので、何とかアウト寄りのバンクで反応していましたが、その後ミドル付近でウネリに戻り、最後はショアーブレークでしたので、残念ながら、まだまだミドル手前~ミドルが深目な地形の様です・・・。
岸に上がってしまっている砂も、まだそのままモッコリしていましたので。。。
・7月25日(火)、ロータイド約2時間40分前の正面。

右寄りは、スープの感じからしても、引き続き浅目の地形がキープされている様でした。
・7月25日(火)、ロータイド約2時間40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも花籠正面とほぼ同じ様な状況です。
胸以上のサイズが有るので、ファーストブレークで1~2アクションを入れて、乗れそうな波がブレークしていました。
・7月25日(火)、ロータイド約2時間30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
以前からお伝えしている通り、インサイドはかなり浅く砂が付いていますが、その先が深いのは、変わってはいない様に見受けられました。
ただ、こちらも胸・肩以上のサイズが有るので、風さえ有っていれば、充分楽しめそうなコンディションでした。
・7月25日(火)、ロータイド約2時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、ファーストブレークの後のスープの感じからして、若干地形の上向きが有った様に感じました。
そこ迄サイズが有った訳では有りませんが、久し振りに良さそうなレフトブレークを見た気がします!
・7月25日(火)、ロータイド約2時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(7/4チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
連日の南寄りの風により、昨日(7/25)から水温が下がり出し、ライフセーバー発表によると、今朝(7/26)の時点で17℃との事。
外気との温度差も考えると「シーガル」もしくは「3mmジャーフル」でもという状況です。
ただ、明日(7/27)からは風向が北東寄りにシフトする予報ですので、また若干上昇するかと思いますが、最低でも「スプリング」のご用意をお勧めします。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
*****
レポート一覧へ
****

