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オーストラリアトリップ①

2008-04-14 更新
スリランカでの生活を終えて現在は結婚して日本で暮らしているハルさん。
子供も生まれて落ち着いたと思いきや、そこは根っからの旅好き。
早くもファミリーでのサーフトリップを実行!
今回のOne Earthは、ハルさんファミリーの「オーストラリアトリップ①」をお送りします。

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40歳になって僕にも初めての子供(娘)ができた。
7つの海をクルーズして欲しいという旅好きの親父の願いから帆七(はんな)と名付けた。
今年の3月で帆七は9ヶ月になった。4月からは保育園。妻のえっちゃんも4月には育児休暇が終わり、会社復帰。
このタイミングしか無いと思って僕らは家族会議を開き、久しぶり(?)に旅行に出かけることを提案した。

移動が長過ぎず、気候が良く、医療が整っていて波乗りが出来る場所を考えた。
ハワイ、カリフォルニア、バリ、オーストラリアと候補を絞った結果、えっちゃんが行ったことがない場所、オーストラリアのサーファーズパラダイスに行くことに決定した。
この旅行は仲良しの了ちゃんファミリーも一緒。了ちゃんファミリーも一歳になる男の子がいる。

早速、安いレンタカーをネットで探し、コンドミニアムに予約を入れて飛行機のチケット予約もOK!
あとは行くのを待つだけとなった。
子供がいるので外食もあまりできないからキッチンがついたコンドミニアムは本当に便利だ。

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当日、僕ら二家族は同じ車に乗ってワイワイと騒ぎながら成田に到着。
赤ちゃん連れだとエコノミーでも前方のある程度広い席をリクエストできる。
夜に成田を飛び立った飛行機は、9時間後にブリスベン空港に到着。赤ちゃんは機内でそれほど泣かず、少しホッとした。

僕らの到着した日は、イースターホリデーで空港は大混雑!空港から外に出るのに約一時間もかかり、少しグッタリ...。
しかし、空港から出るとクイーンズランド独特の暑いんだけどドライで気持ちが良い風が吹いていて気分はすっかりとリフレッシュ。
手配していたレンタカーのエスティマを受け取り、ブリスベン空港からサーファーズパラダイスまでの約80kmの道のりは快適そのもので、所要時間の一時間はあっという間だった。

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今回借りた部屋は、サーファーズパラダイスのど真ん中の37階、部屋からはサーフィンビーチがバッチリと見えるし、2ベットルームに各々シャワールームも付いている。
チェックイン後、早速近くのスーパーに買出しに行ったが、この日は土曜というのにイースターということでセブンイレブンくらいしかお店が開いていない...。
「観光地なのにもう!」とブツブツ言いながらセブンイレブンでみんなの食事を買い、部屋に戻った。

今回の旅行には、僕も了ちゃんもサーフボードを持ってこなかった。普段と違うボードをチェックしたかったし、飛行機のサーフボードチャージは馬鹿にならない。
それに、凹んでも折れても保障はしてくれないし、しかも子供も一緒...。
ということで早速数件のサーフショップを回り、ボードをセレクトした。2時間くらいかけてやっと自分に合うボードを見つけた。
「5’11x2x2 1/8」というサイズのキビキビしてそうなこのボードは、地元シェイパーで有名なDHD。帰りにまたこのボードを売れば帰国時も楽チンだ。

ボードを買ったところで陽はすっかり落ちていた...。残念だけど初日はノーサーフ。
まあ、赤ちゃんがいると全てはスローペース。「のんびり行きましょう!」と合言葉を交わして家族のいる部屋へと戻る男二人であった...。

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今回のOne Earthはここまで。次回「オーストラリアトリップ②」をお楽しみに!

★BCM「AUSトリップ」アドバイス★

今回のコラム中に登場した「イースター」とは、キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日。
「イースター」は基本的に春分の日の後の最初の満月の次の日曜日で、今年は3月23日でした。
キリスト教徒が大半を占めるオーストラリアでは「イースター」前後が長期の休暇となり、学校も仕事も休み。スーパーや飲食店でさえ休みになる場所が多くなります。
つまり、「イースター」前後は1年で最も多くの人がオーストラリア中を移動する期間になり、休暇を楽しむのにピッタリな海沿いは多くの人が集まるのです。
普段は予約無しで宿泊可能なモーテルやキャラバンパークでも、この間は「NO VACANCY(満室)」の看板が並び、サーフポイントも混雑が必至なので、出来れば「イースター」前後だけは外した方が良いでしょう。