オーストラリアトリップ④
2008-05-13 更新
レンタカーを盗難されるというハプニングに遭いながらもポジティブな考え方でオーストラリアトリップをエンジョイしているハルさん&友人の了ちゃんファミリー。今回はいよいよ最終回になります。
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車を盗まれた僕達だが、翌朝には気分が回復していた。やはり、家族が一緒にいるとそれだけで嫌なことは忘れてしまうようだ。
いつものように朝早く起きて赤ちゃんたちと遊ぶ ⇒ 妻達が用意してくれた朝ごはんを食べる ⇒ サーフィンにでかけるというパターン。
僕らは少し北にある「サウスポート」というポイントへチェックに行った。ここは沖に長いピアがあってそこにサンドバーが出来るのだけど、地形が悪いようであまり良いブレイクはしていなかった。
そこからすぐ近くにある運河をパドルで渡ったところにある「サウスストラドブローク島」にチェックに行くことも選択肢の一つだけど、その運河にはサメがいると噂で聞いたことがあるし、波が悪かったらどうしよう的な要素もあってクーランガッタエリアに向かうことにした...。
南へ向かうに従って小雨が降り出した。今日は天気が悪いらしい。
「バーレイヘッズ」に「キラ」、そして、昨日波の良かった「スナッパーロックス」も今日はサイズを落としている。
僕らは最後の砦、「デュランバー」に行った。ここに波が無いともう帰るしかないが、最後の砦はなんとか胸位のサイズをキープしてくれ、面も綺麗だったので、ここでサーフすることに!
今日は車を盗まれないように海から見えるところに車を停めることも出来た。(詳細は前回の話を参照)
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海をチェックしていると、ラインナップはハイレベルな激戦になっている。ビーチもそれほど長くないので、トラブルにならないようになるべく端っこの方で入ることにした。
最初の波に乗ると、思ったより波が良い!人と人の間隔の空いているところで波待ちをしていれば、自分しかテイクオフ出来ないポジションの波がたまにやってくる。なんとなくペースがつかめて楽しいサーフィンができた。
そして、今日は車を盗まれずに済んだ(笑)。このラウンドをもってオーストラリアでのサーフィンが終了した。
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車を運転して部屋に戻り、今回僕らの部屋の予約をしてくれた幼馴染の友人の家に遊びに行った。彼女は日本人だけど、オージーと結婚して子供を二人生んで17年ここに住んでいる。
僕のまわりを見てみると、女性は男性に比べて物怖じをしないし、新しい環境にも順応性があるような気がする。
彼女の家でお昼ごはんをご馳走になり、夕方部屋に帰ると明朝の帰国の準備。そう、一番憂鬱なパッキングタイム。
今回は赤ちゃん達がいるので、何事も前倒しの準備が必要とされる。
早々にパッキングを終わらせると僕らは滞在中お世話になったサーフボードを売りに行くことにした。持って帰る手段もあったが、狭い僕の家にはこれ以上ボードの置き場がない。あまり納得の行く金額ではなかったけど、時間もないのでかなり安価で引き取ってもらった。
翌朝、あわただしく出発すると高速道路が大渋滞!予定より2時間も多く掛かってしまい、空港に到着したのは出発の一時間前...。額に汗をかきながらチェックインを済ませ、なんとか無事に飛行機に乗ることができた。
こんな感じで(無事に?)僕の家族と了ちゃん家族の短いけど楽しい旅行が終わった。
ちなみにこの旅行の一番の成果は今まで以上に娘が僕に懐いてくれた事だったのかも...。
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4回に渡ってお届けしたオーストラリアトリップは今回で終了。
次回のエピソードをお楽しみに!
★BCM「AUSトリップ」アドバイス★
ハルさんのコラムを見てオーストラリアにトリップへ行きたくなった方も多いのでは?
オーストラリアは南半球のために日本と季節が逆。これから冬を迎えますが、ゴールドコーストや更に北部のサンシャインコーストは比較的暖かく、昼間は暑いと感じるほどの日もあります。
波の方は夏のサイクロンシーズンと比べると小さくなるものの、タスマン海からの南~南東ウネリや、東よりのウィンドスウェルがコンスタントに続き、日本基準で考えれば十分遊べる波が期待出来ます。
コラム中に度々登場してきたクーランガッタエリアはライトのポイントブレイクが多く、このエリアでは最もサーファーが集中して混雑は必至。混雑を避けたい人は北上するか、NSWまで南下した方が良いでしょう。
なお、BCMの「海外波情報」では毎週新しい波情報が更新されます。アドバイスやトピックスなどの役に立つ情報もあるので、ぜひ参考にしてみて下さい!