南房総エリア
2017-08-23 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(8/16)更新時の冒頭で「夏はこのまま終わってしまうのでしょうか?!」と、呟きましたが、その後ほぼ連日に渡り晴天に恵まれ、残り少ない夏を感じられている南房総エリアですが、肝心な波の方は、腰~腹・マックス胸と、地形の良いポイントを中心に何とか楽しめていると言う状況です。
ただ個人的には「斜面を感じられる様な波」には、しばらく乗っていないのですが・・・。
さて、それではそんな当エリアの「地形レポート(8/22火曜日チェック)」、今週も早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、しばらく続いた「まあまあの地形」ですが、ちょっと暗雲が・・・。
インサイドからミドル手前迄は、かなり浅目の地形ですが、肝心なミドル辺りが深目で、腰以下のサイズですと全く反応せずに浅目の地形の所で、高速ダンパーブレーク気味になってしまいます。
取材時は、まだ腹~胸前後は有りましたので、何とか出来ていましたが…。
・8月22日(火)、ロータイド約1時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な地形に変化し、インサイドは浅くミドル付近が深目です。
・8月22日(火)、ロータイド約1時間前の教習所側。

なお、海水浴場規制は8月20日で終了しましたが、まだ海水浴を楽しむ方が居ますので、遊泳者との接触・衝突等充分お気を付け下さい。
次はお隣『千歳』。
こちらは、今回も地形の変化は感じらませんでしたが、サイズが胸以上で風もサイドオフ、しかもロータイド手前と言う事も有り、3ピーク共ショルダーの張った良い波がブレークしていました!
以前からお伝えしている通り、サイズが無く潮の多い時間帯以外でしたら、そこそこ楽しめる地形はキープされています!
・8月22日(火)、ロータイド約50分前の正面。



引き続き充分お気を付け下さい。
そして和田方面『花籠』。
こちらは、ほぼロータイド時でしたので、かろうじてミドル付近でブレークしていましたが、今回も残念ながら、深目の地形に変化は無い様でした。
・8月22日(火)、 ロータイド約40分前の正面。

右寄りは、今迄はそこそこ楽しめる地形をキープしていましたが、今回の取材時は風が合っていない事も有り、正面よりは「まだマシ」と言う程度のコンディションでした・・・。
・8月22日(火)、ロータイド約40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
ロータイド近くでしたので、ミドル付近ではブレークはしますが、その後ウネリに戻りがちでしたので、やはり深目の地形のままの様でした。
・8月22日(火)、ロータイド約30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
前回(8/16)のレポートで、若干の地形の上向きをお伝えしましたが、私も17・18日と連チャンでお邪魔して来ました!
・8月22日(火)、ロータイド約20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも、厚目ながらなんとか乗れそうな波がブレークしていました。
・8月22日(火)、ロータイド約20分前のS&S寄り。

和田方面は、花籠・大原と厳しい状況が続いていますので、秋風が吹き出す頃に向けて、白渚の地形が更に上向いてくれる事を願います。
以上が、今週(8/22チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
引き続き25~27℃をキープしていますので、天気の良い日中は「タッパー」+「トランクス」、天気の悪い日や早朝等は「ショートジョン」や「スプリング」が有れば充分かと思います。
今回の地形レポートは以上となります。
さて、次週(8/28週)の更新は、都合によりお休みを頂きますので、次回の更新は9/4週の水or木を予定しています。
予めご了承頂けます様、宜しくお願いいたします。
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