南房総エリア
2017-09-06 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先週はお休みを頂きましたので、二週間振りの更新となりますが、先日の台風15号が波と一緒に涼しさも連れて来た様で、南房総エリアもすっかり秋モード・・・。
その台風スエルによる地形の変化が有ったのか?!気になるところですので、当エリアの「地形レポート(9/5火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、インサイドは浅くミドル付近が深目の地形の様です。
取材時はほぼロータイド時でしたので、なんとか写真の様な波がブレークしていましたが、サイズが無く潮の多い時間帯等は、インサイドよりのダンパー、もしくはトップのみのダラダラと、コンディションを落としてしまいます。
・9月5日(火)、ロータイド約1時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な状況で、インサイドは浅くミドル付近が深目です。
それでも、潮が少な目で尚かつサイズが腹~胸以上有れば、厚目ながら楽しめる地形はキープしています!
・9月5日(火)、ロータイド約1時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは、台風の影響でクローズアウトコンディションが数日間続きましたが、今回も地形の変化は感じらませんでした。
やはりミドル手前が深目のままの様ですが、潮が少なくサイズも有りましたので、3ピーク共、まずまずのコンディションでした!
・9月5日(火)、ロータイド約50分前の正面。



以前からお伝えしているインサイドのリーフですが、

そして和田方面『花籠』。
こちら正面寄りですが、以前よりは若干ながらも、地形の上向き傾向を感じました。
ほぼロータイド時と言う事も有りましたが、それ程サイズが無くても、厚目ながら乗れていました!
ただ、潮が上げてしまうと、ちょっと心配ですねえ・・・。
・9月5日(火)、 ロータイド約40分前の正面。

右寄りは更に浅目の地形になっている様で、ショルダーの張った波がブレークしていました!
・9月5日(火)、ロータイド約40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
ロータイド近くでしたので、ミドル付近で写真の様な波がブレークしていましたが、残念ながらこの後厚くなり、ウネリに戻ってしまっていました。
・9月5日(火)、ロータイド約30分前の大原駐車場前。

引き続きサイズが胸以上で、潮の少ない時間帯でしたら、なんとか楽しめそうな地形は有る様です・・・。
そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
二週間前(8/22)のチエック時から変化が有った様で、ミドル付近には砂が付いている様ですが、インサイド(岸寄り)迄の間に、深目のエリアが有る様で、インサイド迄は繋がりませんでした。
・9月5日(火)、ロータイド約20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも、河口寄りとほぼ同じ様な状況でしたが、潮が上げてしまうと、残念ながらコンディションを落としてしまいそうでした。
・9月5日(火)、ロータイド約20分前のS&S寄り。

先程の「花籠」ポイントでも述べましたが、これからトップシーズンを迎える「白渚」、このまま両ピーク共地形が上向いてくれる事を願います。
以上が、今週(9/5チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
冒頭でも触れた通り、すっかり秋めいて来ましたが、水温はまだ高目ですので、天気の良い日中等は「タッパー」+「トランクス」でもいけます。
しかし、ここは「スプリング」あたりが無難かと思います。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
*****
レポート一覧へ
*****

