『ガルーダ・トラベルシーンプロ』結果報告!
2008-06-09 更新
6月2日のプロトライアルを皮切りに3日からはメインラウンドがスタート。優勝者が決まった6日までをダイジェストでお伝えします。
2日(月)
無風のクリーンなムネ~カタサイズで早朝6時30分からプロトライアルが行なわれ、男子8名と女子4名の選手が選出。プロ資格取得には明日のR1で勝つことが条件。
3日(火)
大きなウネリが入り、ヘッドオーバー~ダブルまでサイズアップ!オンショアの影響が入ったバンピーな波でしたが、パワーは十分にあり、ロングライドも可能。
これまでと違う1ランク上の見応えある戦いがいよいよスタート!
この日、森哲太、田中英義、佐藤和也などのエアー系のアクションが目立ち、初日からハイスコアが続出。
なお、木谷裕、萩原健太、金盛敦子の3名が見事、念願のプロ入りを果たしました。
4日(水)
前日からのウネリが残り、風も弱め。朝からクリーンなグッドコンディション。選手達はディープなバレルに包まれてハイスコアを連発。
R2を勝ち上がった主な選手は、前戦の鴨川で優勝し、R2のハイエストヒートスコアをメイクした辻裕次郎、2007年のグラチャン林健太を初め、3Tの田嶋鉄兵、田中樹、高梨直人。外国人勢ではダレン・ターナー、ニック・ミタ、パーフェクト10を叩き出したダニー・メルハド、地元バリ出身ペペン・ヘンドリック。そして、昨年このイベントの覇者ジェイソン・シバタも順調にラウンドアップ!
負けた選手からも「パーフェクトなクラマスを4人で独占出来た
だけでラッキー!」という声が上がる程の良い波の一日でした。
5日(木)
R3からスタート。前日に続き、ダニー・メルハドが10ポイントライドを披露。この日のクラマスも絵に描いたような綺麗なバレルが口を開け、選手達はその波に合わせて乗るだけというこれ以上無いグッドコンディション。ハイポイントが出やすいため、優先権を上手く利用して相手に波を乗らせない作戦も重要。経験を生かしたベテラン勢の活躍が目立ち、原田正規、脇田貴之、浦山哲也、吉岡智文らがQFへ。若手では高梨直人、椎葉順、中村昭太、善家尚史、杉原康幸。外国人勢ではダニーを初め、ペペン、ダレン、ニックが最終日に挑むことに。
6日(金)
多少サイズダウンしましたが、相変わらずクラマスらしい綺麗なライトブレイク。最終日も最高の舞台に恵まれ、自然の力とローカルの協力に感謝。ファイナリストは林健太、中村昭太、ダレン・ターナー。そして、ローカルのペペン・ヘンドリック。まず、飛び出したのは大小問わず今イベントで最も多くのバレルを抜けていた林健太。9pt台をメイクし、主導権を握ります。他の選手もハイポイントを続出していましたが、わずかに届かず。林健太が19.20というパーフェクトに近いスコアで優勝!グランドチャンピオンのプレッシャーを跳ねのけての1勝でトータルでも田嶋鉄兵と同率の1位までランクアップ!
JPSAショートボードは残り2戦。最後まで目が離せない展開になってきました。
女子のファイナルは、またしても橋本小百合、谷口絵里菜の勝負。すでに終了した2戦の内、橋本小百合が共に勝利を決めていますが、今回は見事なチューブライドで9.50をメイクした谷口絵里菜に軍配が上がりました。どうやら今年の女子のグランドチャンピオン争いはこの二人に絞られてきそうです。
次の第4戦は四国で開催される『ムラサキプロ』。約3ヶ月のインターバルをあけて台風シーズンの9月19日~21日に行なわれます。
JPSAショートボード第3戦
主な結果は以下の通り
1位 林健太
2位 ダレン・ターナー
3位 中村昭太
4位 ペペン・ヘンドリック
女子
1位 谷口絵里菜
2位 橋本小百合
3位 yesco
4位 間屋口香
第3戦終了時のレイティング
1位 田嶋鉄兵(4400P)
1位 林健太(4400P)
3位 中村昭太(4100P)
4位 ジェイソン・シバタ(4070P)
5位 ダレン・ターナー(3700P)
女子
1位 橋本小百合(5750P)
2位 谷口絵里菜(5500P)
3位 間屋口香(4225P)
4位 yesco (3950P)
5位 高橋すみえ(3825P)