『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』初日 波乗りジャパンが最高のスタート!
2017-09-25 更新
日本で初開催となるISAのジュニアイベント『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』がオープニングセレモニーセレモニーから一夜明けた9月24日にスタート。
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会場の宮崎県・お倉ヶ浜は低気圧からのウネリが落ち着き、風も弱く、まずまずのコンディション。
ダブルバンクで18歳以下、16歳以下のボーイズクラスが同時進行してR1の32ヒートの内、30ヒートまでが終了。
日本代表「波乗りジャパン」は全ての選手がラウンドアップと幸先良いスタート。
18歳以下では、三輪紘也、大音凜太、小笠原由織が1位通過。
16歳以下では、上山キアヌ久里朱、伊東李安琉が1位通過を果たし、鈴木仁は2位でR2行きを決めていました。
(残りヒートには18歳以下、西優司。16歳以下、安室丈)
コンテストの方は両親が日本人ながらカリフォルニア生まれでアメリカ代表として来日しているタロウ・ワタナベが16歳以下のクラスで9.70を含む、トータル19.03。
初日のハイエストスコア並びにハイエストヒートスコアをマークして注目を集めていました。
昨年のポルトガル開催で団体金メダルを獲得、今年5月にフランスで開催された『ISA World Surfing Games』でも団体金メダルを獲得した強豪フランスは、ポルトガルの個人16歳以下で金メダルを獲得したThomas Debierre、2014年の個人16歳以下で金メダルを獲得したLeo-Paul Etienne(写真上)を始め、Marco Mignot、Erwan Blouinの全員が18歳以下のクラスで1位通過。
16歳以下のクラスでも、Teva Bouchgua、Justin Becret、Tiago Carriqueが1位通過。
2位通過を果たしたTiago Carriqueも含め、全員がR2行きを決めています。
41ヶ国、300名以上が集まった今年のISAジュニア。
2020年東京オリンピックにサーフィンが追加種目として採用されたこともあり、参加国は38年の歴史で最多。
フランス、オーストラリア、ハワイなどのメダル獲得の常連国が強豪を揃えてきた一方、香港、中国、サモア、デンマーク、スイス、スウェーデンなど選手の数が1名、もしくは数名だけという参加国もあります。
スウェーデン代表のKian Martin(写真上)はただ一人の代表選手で、18歳以下、16歳以下の二つのクラスに参加。
18歳以下のR1で2位に入り、個人でのメダル獲得に向けて一歩踏み出しました。
「スウェーデン人がここで勝ったことは素晴らしいことだよ。自分より若いサーファーに私達の国もやれば勝てるんだということを示すことが出来たからね。スウェーデン人でも世界レベルのコンテストで争えることを証明出来て興奮している。自国でもこのスポーツがもっと盛んになって来年はフルメンバーで参加したい。これほど多くの選手や国が相手となったコンテストに参加したのは初めてなんだ。すでに沢山の新しい友人を作り、多くの人に出会った。誇りを持って自国を代表する選手を見て欲しい。この舞台に立つことが出来て最高だよ。目標は金メダルをスウェーデンに持ち帰ることさ」
コンテスト2日目は朝7時からスタート。
引き続きダブルバンクで二つのヒートが同時進行。
■Podium 1 (live webcast)
18歳以下、16歳以下のR1の残りヒートの後、18歳以下のガールズR1が16ヒート。
16歳以下のボーイズのR2が10ヒート。
■Podium 2
16歳以下のガールズR1が16ヒート。
18歳以下のボーイズR2が14ヒート。
日本代表「波乗りジャパン」は、18歳以下のボーイズR1のH32に西優司、16歳以下のボーイズR1のH32に安室丈。
18歳以下のガールズR1に加藤里菜、川合美乃里。
16歳以下のガールズR1に中塩佳那、野中美波。
すでに更新されているBCM波情報によると会場のお倉ヶ浜はコシ〜ムネサイズのまずまずのコンディションです。
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photo:ISA
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