『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』3日目 波乗りジャパンの快進撃が続く!
2017-09-27 更新
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9月26日、宮崎県のお倉ヶ浜で開催中の『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』はコンテスト3日目を迎え、ボーイズ、ガールズ共にR2の全てのヒートが終了。
その後、敗者復活戦となるリパチャージのR1が各クラスで行われました。
この日のお倉ヶ浜は、低気圧からのウネリをベースにハラ〜ムネ位のサイズがあり、朝は風が弱く、まずまずのコンディションでしたが、日中は東よりの風が強まる傾向。
特に後半は波質が悪化して難しい戦いを強いられていました。
コンテスト3日目、日本代表「波乗りジャパン」の出番はボーイズがR2の残りヒートにクレジットされていた西優司、安室丈の2名のみ。
18歳以下で西優司が3位となり、リパチャージ行き。
16歳以下では安室丈(写真最上部)が1位通過、前日にR2を1位通過した上山キアヌ久里朱、伊東李安琉に続きました。
リパチャージのR1とは、R1で3位以下になった選手のみのラウンド。
「波乗りジャパン」のメンバーはリパチャージR2、18歳以下のボーイズに大音凜太、小笠原由織、西優司。
16歳以下のボーイズに鈴木仁。
ガールズは4名全てに出番があり、18歳以下のR2で川合美乃里が1位通過、R3進出。
加藤里菜は3位でリパチャージR2行き。
加藤里菜は地元だけにプレッシャーが大きく、かなりナーバスになっているそうです。
16歳以下のR2、中塩佳那、野中美波は共に1位通過でR3へ。
41ヶ国、306名が集まった『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』
リパチャージで敗退するとそこで終わってしまうため、すでに56名の選手が脱落。
「波乗りジャパン」は12名全員がまだ残っています。
2014年に団体で金メダル獲得、2015年、2016年と2年連続で3位銅メダルを獲得。
その他にも毎年上位に入っている強豪ハワイは今年も着実にメダルに向かって奮闘中。
2015年の16歳以下のガールズで金メダルを獲得したSummer Macedo(写真上)は今年18歳以下のクラスに出場。
この日のハイエストヒートスコア16.00で余裕のラウンドアップ。
昨年の18歳以下のガールズの金メダリスト、Brisa Hennessyは2日目のハイエストヒートスコアを記録、3日目も他国の選手を圧倒するライディングでR3進出を決めていました。
ハワイ、オーストラリア、ブラジル、アメリカ、フランスなどサーフィン先進国以外の国の選手のサーフィンが見られるものもこのISAイベントの醍醐味。
北アフリカ北西部のモロッコ代表Selyann Zouhirは16歳以下のボーイズ、R2を堂々の1位通過。
「モロッコの代表選手に選ばれたことは素晴らしい。モロッコで育ち、サーフィンを学んだ。モロッコのサーファー達は自国を誇りに思っている。皆がライブで私達を応援してくれているよ。ここまでの道のりは厳しかった。友人達が遊んでいる間、トレーニングや準備に追われ、多くのものを犠牲にしたのさ。個人的には今後のコンペティションのために技術面はもちろん、スマートにヒートをこなせるようになりたい。今はモロッコ代表の金メダル獲得が夢。可能だと思うよ」
カナダの18歳以下、ガールズ代表のMathea Olin(写真上)はR2を2位で通過してR3進出。
インタビューでは、『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』への参加の意義について話していました。
「ここにいるガールズは凄いわね。世界中から多くの国が参加しているこのイベントはとても楽しいわ。私の目標はこのイベントでカナディアンサーファーとして名を残すこと。カナダでは女性サーファーが少ないの。でも、ここで活躍することで注目を集め、スポーツとしてもっと多くの女性が海に入ってくれることを願っている」
9月27日、コンテスト4日目のスケジュールは以下の通り。
朝7時からスタートして夕方5時まで行われる予定。
BCMでは特設のライブ&スコア配信ページを用意しています。
■Podium 1 (live webcast)
18歳以下のボーイズ、R3。
18歳以下のガールズ、R3。
16歳以下のボーイズ、R3。
16歳以下のガールズ、R3。
18歳以下のガールズ、リパチャージR2。
■Podium 2
18歳以下のボーイズ、リパチャージR2。
16歳以下のガールズ、リパチャージR2。
16歳以下のボーイズ、リパチャージR2。
『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』公式サイト
★BCMは本大会のオフィシャル・メディアパートナーとして協力しています。
ライブ&スコア配信ページ(BCM特設)はコチラ
photo:ISA
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