南房総エリア
2017-09-27 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(9/20)の更新後「台風18号」の残した波は落ち着きましたが、週末(23・24日)には南岸低気圧の通過により、24日の日曜日はクローズアウト、もしくは頭オーバーのハードコンディションに。。。
そしてその数日後には、低気圧からの東ウネリ、とクオリティーはさておき、サイズには困らない南房総エリアですが、そうなるとやはり気になるのは地形の変化ですね!
と言う事で、そんな当エリアの「地形レポート(9/26火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
では、いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、前回(9/20)のレポートでお伝えした通り、平らな遠浅の地形はキープされています。
ここ数日は、ロータイドでもそこ迄潮が少なくならないので、ワイドブレーク気味にはならず、ほぼ一日を通して、良いコンディションとなっています!
・9月26日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所側。

最近は「レフト」よりも「ライトブレーク」に良いバンクが有る様で、多少風が合わなくても、そのメローな波を求めて賑わっています!
そして教習所側。
こちらは、残念ながら「平らな良い地形」は、一週間程しかもたなかった様で、インサイド~ミドル付近が、また深目の地形に戻ってしまいました。
・9月26日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所側。

写真からも深目な地形が伺えると思います・・・。
次はお隣『千歳』。
こちらは、今回の取材時もインサイド~ミドル手前が、深目のままの様でした。
この日もサイズが肩以上有りましたので、潮が大して少なく無くても、充分アクションを入れて乗れていました!
・9月26日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。

・9月26日(火)、ハイタイド約2時間10分後の右寄り。

・9月26日(火)、ハイタイド約2時間10分後の左寄り。

ただし、中・上級者向けですが・・・。
なお、取材時はサイズも有り水量が多くて、

そして和田方面『花籠』。
今迄大分右寄りに蛇行していた「河口」ですが、今回の取材時は元の位置へ少しですが戻り(広がり)、その分正面寄りにもバンクが出来始めた様で、ワイド気味ですが、ミドル付近でショルダーの張った波がブレークしていました!

このまま地形が回復してくれる事を、期待したいところです。
・9月26日(火)、 ハイタイド約2時間20分後の正面。

・9月26日(火)、ハイタイド約2時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、ミドル付近が、まだまだ深目のままの様ですが、サイズが有ったので、ファーストブレークで1~2アクションは、入れられそうな波でした!
ただし、その後はウネリに戻り、消えてしまっていましたが。。。
・9月26日(火)、ハイタイド約2時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらもサイズに助けられて、ファーストブレークでは乗れそうでしたが、その後ウネリに戻っていたので、この辺りがやはり深目の地形のままの様です。
・9月26日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは河口寄りに比べ、若干地形が上向いた様に感じられました。
そこ迄サイズが無くとも、カタチの良い波がブレークしていました!
・9月26日(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。

このまま地形が上向いてくれると有り難いのですが・・・。
以上が、今週(9/26チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
「秋分の日」も過ぎ、早朝などは少し涼しく感じられる日も有りますが、天気の良い日中等も考慮すると、「スプリング」「シーガル」又は「ロングスプリング」等がお勧めとなります。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
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