南房総エリア
2017-10-04 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(9/27)の更新後、夜半から明朝に掛けて通過した「南岸低気圧」の影響で、大雨洪水警報による避難指示等が発令された南房総エリアですが、幸い人的被害は無かった様でひと安心。
南西の風がオフショアとなる「千倉」は、天気の回復と共に波も落ち着き出し、エクセレントコンディションに!
そうなると、何処からともなく近隣ローカルが集まり始め、日没迄一大セッションとなりました。
と言う事で、そんな当エリアの「地形レポート(9/26火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、基本的にはそこそこ平らな良い地形はキープされていますが、ところどころ深目な部分が有るようで、潮回りにコンディションが大きく左右されやすい地形となっています。
ハイタイド時は、ボヨ付いたインサイド寄りのワイドブレークとなってしまいます。
・10月3日(火)、ロータイド約1時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらは、引き続きインサイド~ミドル付近が深目の地形のままですが、取材時は潮が少ない時間帯でしたので、何とか楽しめていました。
・10月3日(火)、ロータイド約1時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時もインサイド~ミドル手前は、深目のままの様でしたが、千歳のコンディションが上向く条件の「サイズが胸~肩以上で、潮の少ない時間帯」にドンピシャでしたので、3ピーク共、写真の様なまずまずの波がブレークしていました!
・10月3日(火)、ロータイド約50分前の正面。



なお、インサイドのリーフ

引き続き充分お気を付け下さい!
そして和田方面『花籠』。
冒頭でも触れた「大雨」により更に河口が拡大し、正面寄りにも更に砂が付き出して来た様です。
それでもまだ下の写真の左側のモッコリした部分が流れ出ていないので、あと一息と言ったところでしょうか・・・。

・10月3日(火)、ロータイド約40分前 の正面。

右寄りは、今までと大きな変化は無さそうです。
・10月3日(火)、ロータイド約40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、そこ迄サイズが無くても潮が少ないせいか、ファーストブレークで1アクションは入れられそうな波がブレークしていました!
ただし、その後はウネリに戻り消えてしまっていましたので、やはりインサイド~ミドルが深目の様ですね・・・。
・10月3日(火)、ロータイド約30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
「あれだけの大雨」が降った割には、残念ながら大きな地形の変化は感じられませんでした。
一体どうなっているのか?首を捻るばかりです。
それでもロータイド時でしたので、ファーストブレークでは乗れそうな波でした。
・10月3日(火)、ロータイド約20分前の河口寄り。

引き続き、潮が多くサイズの無い時は、厳しいコンディションとなってしまいそうです。
そしてS&S寄り。
こちらも河口寄りとほぼ同じ様な状況で、厚目ながらファーストブレークでは乗れそうでした。
が、やはりウネリに戻ってしまっていました・・・。
・10月3日(火)、ロータイド約20分前のS&S寄り。

以上が、今週(10/3チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
まだ高目(24~25℃)ですので、天気の良い日は「スプリング」や「シーガル」、雨や北寄りの風が強い日などは「ロングスプリング」等がお勧めとなります。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
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