南房総エリア
2017-11-02 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

二週連続で週末を直撃した台風には驚くばかりですが、幸い当エリアに関しては、22号による目に見える被害は無かった様ですので、まずはひと安心。
ただ、稼ぎ時の宿泊施設や飲食店等は悲鳴を上げている様で、かく言う当店もその影響をまともに受けていますが、そもそも「自然の恩恵を受けて成り立つサーフィン」を生業にしている以上、良い時も悪い時も致し方の無いことですね。。。
それでは、台風通過後の当エリアの「地形レポート(10/31火曜日チッエック)」今週も早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、前回(10/25更新)のレポートで「21号通過後インサイド~ミドル付近が深目になってしまった様です」と、お伝えしましたが、22号の影響でしょうか!?
全体的にかなり浅目な地形に変化した様です。
・10月31日(火)、ロータイド約2時間後の監視所側。

お勧めの時間帯としては、ミドル~ハイタイド手前あたりとなります。
そして教習所側。
こちらも、監視所側同様インサイド~ミドル付近迄が、浅目の地形に変化した様で、潮の少ない時間帯は、ダンパー気味となってしまいます。
・10月31日(火)、ロータイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時は、正面はファーストブレークの後ウネリに戻ってしまうトップのみのブレークが目立ちました。
そこ迄潮の多い時間帯と言う訳では無いので、更にミドル付近が深目な地形になってしまった様です。
・10月31日(火)、ロータイド約2時間10分後の正面。

ウネリもそこそこ有るのに残念ですねえ・・・。
ただし、両サイドには悪化は見られず、まずまずの波がブレークしていましたのでご安心下さい!
・10月31日(火)、ロータイド約2時間10分後の右寄り。

こちらは引き続き良いバンクが有る様で、ショルダーの張った波がブレークしていました!


そして和田方面『花籠』。
今回の22号の影響により、更に河口付近は平らになった様です。
・10月31日(火)、河口付近。

サイズがそこまで無くても潮の少ない時間帯を中心に、何とか楽しめる地形はキープされている様です。
・10月31日(火)、ロータイド約2時間20分後の正面。

右寄りですが、潮の少な目な時間帯でしたので、ショルダーの張った中・上級者向けの波がブレークしていました!
・10月31日(火)、ロータイド約2時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらの写真は、ミドル付近でのブレークですが、

・10月31日(火)、ロータイド約2時間30分後の大原駐車場前。

こちらは引き続き、サイズが胸以上で潮の少ない時間帯以外は、厳しい状況となってしまう地形の様です。
そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
前回(10/25)のレポートで「21号による地形の変化が有った様です」とお伝えしましたが、今回(10/31)の取材時は「また逆戻りかな!?」と言う第一印象でした。。。
が、確信が持てなかったので、念の為ビーチ目の前で暮らすローカルに尋ねたところ、「21号で地形が直りかけて、22号でまた壊れた」との事。
・10月31日(火)、ロータイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは河口寄り程、悪化していない様で、インサイド迄は乗り継げませんが、ファーストブレークで1~2アクションは出来ていました!
・10月31日(火)、ロータイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(10/31チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
そこ迄下がってはいませんが、外気の事も考慮すると、ズバリ!「3mmジャーフル」をお勧めします。
今回の地形レポートは以上となりますが、次週(11/6週)の更新は都合によりお休みさせて頂きます。
予めご了承頂けます様、宜しくお願いいたします。
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