南房総エリア
2017-11-22 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

ここ数日は爽やかな秋晴れが続き、穏やかな陽気に恵まれている南房総エリアですが、肝心の波もクオリテイは別にして、そこそこのサイズをキープしています。
そして前回(11/15)のレポートでは、地形が上向きつつ有るとお伝えしたポイントも、今回は潮の多い時間帯でのチェックとなりましたので、その辺りをじっくりとお伝え出来ればと思います。
それでは、当エリアの「地形レポート(11/21火曜日チェック)」今週も早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、こちらは以前と変わらず全体的に浅目な地形となっている様です。
良くも悪くもコロコロと変わりやすい地形ですが、今回は比較的長く安定しています(喜)。
・11月21日(火)、ほぼハイタイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらは、監視所側に比べてインサイド~ミドル手前が若干深目に変化した様で、潮の多い時間帯ですと、ファーストブレークの後ショルダーが張りづらい波が目立ちます。
ですので、お勧めはハイタイドを避けた時間帯となります。
・11月21日(火)、ほぼハイタイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
まずは正面ですが、ひと目でミドル前後がまだまだ深いのが分かりました。
ウネリはそこそこ有りますが、やっとブレークしたと思うと、写真の様にダラダラと消えてしまいます。
・11月21日(火)、ハイタイド約10分後の正面。

ただ、右・左寄りはそこ迄は深目では無い様で、インサイド寄りではありますが、乗れていましたのでご安心下さい!
・11月21日(火)、ハイタイド約10分後の右寄り。


3ピーク共、お勧めは潮の少な目な時間帯となります。
なお、取材時は潮が多くて露出していませんでしたが、

そして和田方面『花籠』。
前回(11/15)のレポートで「地形が上向いて来たのでは、と期待が持てる様なコンディションでした!」と、お伝えしましたが、残念ながら前回はサイズと潮周りに助けられていた様です・・・。
サイズが無く潮の多い時間帯は、やはりトップのみのブレークで、ウネリに戻ってしまっていました。
・11月21日(火)、ハイタイド約20分後の正面。

中々完全復活とは行かないモノです・・・。
こちらは、引き続きかなり浅目の地形の様ですので、潮が多目の時間帯でもショルダーの張った波がブレークしていました。
・11月21日(火)、ハイタイド約20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも花籠正面と全く同じ様な状況で、やはりミドル付近が深目のままで、ファーストブレークの後、ウネリに戻ってしまっていました。
・11月21日(火)、ハイタイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
この写真からも、波打ち際からブレークポイント迄がかなり浅目なのが伺えますが、その沖寄りがまだまだ深目の様で、この浅瀬を感じないとブレークしませんでした・・・。
・11月21日(火)、ハイタイド約40分後の河口寄り。

しばらくは、ある程度サイズが有り、潮の少ない時間帯限定でしか楽しめそうに無いですねえ・・・。
そしてS&S寄り。
こちらもしっかりとしたウネリは有るものの、ミドル付近では反応せずに、インサイド寄りのダンパー気味なブレークが目立ちました。
まだまだミドル付近が深目な地形は、回復してはいないようですね・・・。
・11月21日(火)、ハイタイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(11/21チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
今のところ「3mmジャーフル」で充分いけてますが、北寄りの風の強い早朝などは、お持ちでしたら「スキンの3mmフル」もアリかと思います。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
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