一宮エリア
2017-11-24 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回の更新(11/15)からも胸以上のサイズをキープしていて、潮のタイミングで波質が変化しやすかったものの、各ポイントに、サイズに合った地形が残っていて、練習できるピークがあったと思います。
週末(11/18・19)は風の弱い状態をキープし、頭近いサイズの波も届いていたので、波的にはファンな週末になったのでは?
ただ、日曜日(11/19)の午後から今週に入ってからは、北西が強く吹く傾向に変わっていますが、北寄りのウネリでサイズを保ち、水曜日(11/22)の時点でも胸前後のサイズが残っていたので、午後からの潮が上げに向かう時間帯も対応できていたと思います。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです!
【一宮】
11/21火曜日の9時頃、潮は引きに向かいミドルタイドくらいのタイミングでの地形レポートです。
地形が大きく変わった印象はなく、アウトまで地形の広がっている状態となっていますが、北風コンディションが続いた影響か、全体的に各堤防の左側に砂が集まっている傾向となっているようです。




肩~頭サイズ以下の場合は、ミドルタイド前に狙った方がよさそうです。
【サンライズ】
11/21火曜日の9時半頃、引きに向かいミドルタイドをすぎて、潮の少ない印象になってきた時間帯です。
大きく変わった様子はなく、全体的にアウトまで地形の広がった状態となっているので、潮の少ない時間帯になると、肩以上のサイズの波が沖からブレイクしていました。




ここも干潮に近づくほど素早いブレイクになる雰囲気があり、上げの時間帯でまとまるものの、胸~肩以下の場合は、満潮の時間帯でボヨつきが目立ち、力の弱い波質になるので、狙うのであれば、引き始めからが無難かもしれません。
【東浪見】
11/21火曜日の10時半頃、潮は引きに向かい干潮に近い時間帯です。
ここも大きく変わった様子はないようです。




しかし、潮のタイミングで波が変化しやすい状態となっていて、潮の少ない時間帯は、地形に広く反応して素早いブレイクが多くなり、満タンに近くなると、最近のサイズに対して中間のセクションのブレイクがタルくなってしまうので、引き始めか、上げ始めからが無難な狙い目になる地形だと思います。
【志田】
火曜日11/21の11時半頃でした。潮は引きに向かい干潮寸前の少ない時間帯での地形チェックです。
全体的な雰囲気は変わりないようですが、堤防や中央から沖に出る極端なカレントが弱まって、一定に平らな地形になってきました。




【太東】
11/21火曜日12時頃の様子から地形を判断します。潮は干潮で止まっている時です。
ここは、MAX胸程度のサイズで落ち着いた状態が続いていました。



【夷隅】
11/21火曜日の13時頃、潮は上げに切り替わっていましたが、未だ少ない時間帯です。
週末(11/18・19)にかけてのサイズアップで、頭サイズのウネリが届き、No.1~4の間でピークが出来上がって遊べるコンディションもありましたが、サイドオフながらも、ウネリはヨレていて、カレントに影響された不規則なピークで、見た目よりも難しいブレイクとなっていました。




今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
さて、水温は、今週(11/20週)から強まった北西風の影響か?ジワジワ下がり始めていて、水曜日(11/22)の時点で、15~16℃くらいになっています。
3㎜でもラバー生地の方がオススメな雰囲気になり、朝夕は人によってブーツが欲しくなる寒さかもしれません。
最後に、この先の波は、北西の風が強まってサイズが落ちる可能性はありますが、急激なサイズダウンは無さそうです。
しかし、各ポイントで地形が崩れ始めているので、頭以上のサイズからは沖が遠くなり、ワイドなブレイクが目立ってしまうかも。。。
胸~肩くらいが、サイズ的にはベストながら、上げに向かってウネリがまとまり始めるタイミング等を狙えば対応できそうです。
天気の安定感がなく、風の変わりやすい予報となっていますが、低気圧の通過後は、西~北西の風になる可能性があるので、週末(11/25・26)にかけて、整ったコンディションに期待できるかもしれません。
風の強まるタイミングは分かりませんが、朝夕をメインに無難な時間帯は外さない方がよさそうですね。
今回は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
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