南房総エリア
2017-11-30 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

早いもので今年も残すところ1ヶ月あまり、11/29は最高気温も20度近くまで上昇して暖かな一日となりましたが、本日(11/30)は寒気が入り込み、所によっては10度近い気温差が生じています。
いよいよ「ウインターシーズン」の心構えをせねば。と、身も引き締まる思いです・・・。
さてそれでは「地形レポート(11/28火曜日チェック)」今週もお届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、しばらく続いていた良い地形ですが、残念ながらちょっと悪化してしまった様です。
インサイドはかなり浅いのですが、ミドル付近は逆に深目で、ある程度サイズが無いと、この浅瀬までウネリのままで一気にブレークしてしまいます。
・11月28日(火)、ロータイド約3時間後の監視所側。

ですので、お勧めはミドル~ハイタイド手前辺りとなります。
そして教習所側。
こちらは監視所側程の極浅では無く、ミドルタイドと言う事も有り乗れていました。
ただ、やはりロータイド近辺は、ワイドダンパー気味となってしまいます。
・11月28日(火)、ロータイド約3時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時はミドルタイド近辺でしたが、サイズが有ったので3ピーク共ショルダーは厚目ながら、まずまずのコンディションでした!
やはりまだまだ深目気味なのは、解消されてはいない様ですが、胸肩以上のサイズで、潮の少な目の時間帯でしたら、充分楽しめる地形はキープされています!
・11月28日(火)、ロータイド約3時間10分後の正面。




そして和田方面『花籠』。
前回(11/22)のレポートで「最悪の状態からは抜け出せたのではと思います」とお伝えしましたが、今回もそれを裏付けるようなコンディションでした!
インサイド迄は乗り継げませんが、ファーストブレークで1~2アクションは入れらていました。
・11月28日(火)、ロータイド約3時間20分後の正面。

こちらは、引き続きかなり浅目の地形の様ですので、ロータイド時は速目のワイドブレーク、もしくはダンパーになってしまう様です。
・11月28日(火)、ロータイド約3時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらと花籠正面ですが、直線距離にして約300m前後しか離れていないせいか?良い時も悪い時も症状が良く似ています(笑)。
今回は花籠正面と同じ様に、ファーストブレークではアクションを入れて乗れていましたが、その後はウネリに戻ってしまっていました。
・11月28日(火)、ロータイド約3時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらは、ミドル前後がまだまだ深目のままで、ショルダーの張らないダラダラの波が、その後ウネリに戻り、ショアーブレークというパターンがほとんどでした。
・11月28日(火)、ロータイド約3時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは今回の取材時の波を見る限り、このブレークポイント周辺に砂が付いた様で、写真の様な波がブレークしていました。
ただ、やはりインサイド迄はスープも繋がらず、途中が深目なのが伺えましたね。。。
それでも河口寄りよりは、良さそうな地形の様ですので、サイズや潮回りを考慮してチェックしてみて下さい!
・11月28日(火)、ロータイド約3時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(11/28チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
引き続き「3mmジャーフル」がお勧めとなりますが、冒頭でも触れたとおり、これからかなり寒くなる様ですので、寒さに弱い方は「3mmスキン」もしくは「5mmセミドライ」等も、お持ちになる事をご提案します。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
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