南房総エリア
2017-12-21 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

この一週間(12/14~20)は、前回(12/13更新)の冒頭で触れた、この時期特有の「大西」(西寄りの強風が吹く事)が吹いては止みを繰り返して、良いコンディションが、中々長続きしない南房総エリアです。。。
しかし、12/19(火)の取材時は、まさにその「谷間」にドンピシャ!
久し振りにプアーな写真のオンパレードとなってしまい、地形を読むのに頭を捻るばかりでした。。。
と言う事で、今週も「地形レポート(12/19火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
ここ迄波の無い日が続くのも珍しいですが、決して「ドン深」になってしまっているのでは無く、もともと小さなウネリが強烈なオフショアで吹き消されているだけですので、ご安心下さい!
・12月19日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらは、以前は監視所側とは逆にインサイド~ミドル手前が深目でしたが、ここ最近砂が付き始め、浅目な地形に変化した様です。
・12月19日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
個人的な話で恐縮ですが、ホームの千倉が厳しい時に何度かお邪魔しました。やはり、潮回りでコンディションが大きく左右される地形の様です。
引き続きインサイド~ミドル手前は深目で、潮の少な目な時間帯がお勧めとなります。
・12月19日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。


・12月19日(火)、ロータイド約1時間50分前の左寄り。

また、今回の取材時は、潮が多くて露出していませんでしたが、

そして和田方面『花籠』。
オンショアのグチャグチャで何とも言えませんが、それでもショルダーの残っている波が有りましたので、前回もお伝えしたとおり、以前のドン深は解消されている様です・・・。
ただ、河口がまた右方向へ蛇行し始めて、モッコリと砂がたまり始めたので、ちょっとその辺が心配ですが・・・。
・12月19日(火)、ロータイド約1時間40分前の正面。

こちらも、北寄りの風の時に何度かお邪魔しましたが、ロータイドからの上げ込にかけてがベストタイムでしたね・・・。
・12月19日(火)、ロータイド約1時間40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも風の影響を受けてはいますが、前回同様左寄りにバンクが有る様で、インサイド迄は繋がりませんが、ショルダーの張った波がブレークしていました!
・12月19日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
引き続きインサイド~ミドル手前辺りが、かなり浅目な地形は変わっていない様子ですが、風にも押されダンパー気味のブレークが目立ちました。
・12月19日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは前回に引き続き、インサイド~ミドル手前が深目のままの様でしたが、ファーストブレークで1アクションは入れられそうな波でした。
オンショアが強過ぎて分かりづらいですが。。。
・12月19日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(12/19チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
早朝や午前の一ラウンド目は「5mmセミドライ」を着用している方が多くなって来ました。
(ちなみに私は日中しか入らないので、まだ「3mmジャーフル」ですが)
いよいよ南房総も「5mmセミドライ」の季節到来、となって来た様です・・・。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)お届けします。
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