南房総エリア
2018-01-10 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。
まずは「本年も当コーナーをよろしくお願いいたします!」

年明け早々の元日から、和田方面を中心に素晴らしい波に恵まれた「南房総エリア」。
まるで「お年玉」の様な波が、ほぼ一週間に渡り続き、幸先の良い2018年のスタートとなりましたが、その分コンディションの良いポイントは、どこも「激混マーク」。。。
そして三連休の終わった1/9の取材時は、南岸低気圧の影響で大荒れ気味で、ポイントによっては地形の良し悪しを判断するのがかなり厳しい状況でした。
と言う事で、今年最初の「地形レポート(1/9火曜日チェック)」を早速お届けしたいと思います.
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(12/27)更新時から、ちょうど二週間経過しましたが、残念ながらインサイド~ミドル手前が浅くて、ミドル付近が深目な地形は改善されてはおらず、一日を通してダンパーブレークが目立ちます・・・。
ですので、お勧めの時間帯としては、潮の乗ったミドルタイド~ハイタイド手前となります。
・1月9日(火)、ハイタイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらも、監視所側と同じミドル付近が深目な地形の様で、ウネリは良い感じで入って来るのですが、インサイド寄り迄中々反応せずに、やはりダンパーか、高速ワイドブレークとなってしまいます。
・1月9日(火)、ハイタイド約2時前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
取材時は頭以上のサイズが有り、まだ風をかわしていましたので、3ピーク共、中・上級者でしたら楽しめそうなコンディションでしたが、やはり場所によっては、深目な所が有る様ですので、引き続き、サイズが無く潮の多い時間帯は、コンディションを落としてしまう地形となっています。
・1月9日(火)、ハイタイド1時間50分前の正面。



今回の取材時は、潮が多くて露出していませんでしたが、

そして和田方面『花籠』。
年末年始は連日に渡り、混雑していた人気のスポットで、駐車場は朝から満車、「大原P」に停めて、歩いて来る方まで居るほど。
ただ取材時(1/9)は、風が合わないのと、南ウネリをダイレクトに受けてのクローズアウト。勿論サーファーはZERO。。。
と言う事で、地形が判断しずらいですが、
・1月9日(火)、河口付近。

・1月9日(火)、ハイタイド約1時間40分前の正面。

こちらも、大荒れの状況でしたので、正確な判断は落ち着いてからとなりますが、
・1月9日(火)、ハイタイド約時間40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、ここ数回のレポートでお伝えしている「左寄りのバンク」が、この大荒れの状況下でも、レフトブレークを中心に健在でした!
・1月9日(火)、ハイタイド約1時間30分前前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも年明けからは、サイズが有った事も有り、潮回りによっては楽しめるコンディションだった様です。
・1月9日(火)、ハイタイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは年明けから一週間に渡り、サイズも頭前後で風もオフショアに恵まれ、久し振りに賑わっていた様です。
かく言う私も、ダンパーオンリーの千倉に見切りを付けて、元日を皮切りに4日迄左奥のレフトを堪能しました!
その時は、やはり「サイズに助けれていた感」が有りましたので、今回の低気圧通過によるクローズアウトコンディションが落ち着いてから、またじっくりとお伝えしたいと思います。
・1月9日(火)、ハイタイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今年最初(1/9チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
迷わず「5mmセミドライ」+「ブーツ」が標準装備ですね。
1/9のチェック時に吹き荒れている南西~西寄りの強風が、水温を更に下げる可能性も有りますので、その時に備えて「グローブ」も有れば完璧かと思います。
2018年最初のレポートは以上となります。
それでは、また来週(水or木)にお届けします。
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