◆新しい波は立つのか?(守山氏コラム)
2009-01-09 更新
photo:CHAR
新年明けましておめでとうございます。今年もさらなるSFJ活動を目指していきます。
◆新しい波は立つのか?
しかし・・・この国に「新しい波」は本当に立つのか?
昨年後半から今日まで政治や経済・社会現象は、どう考えても下降線に向かっているとしか思えない。
必死でポジティブに生きていこうとしている国民をよそ眼に歯車は一向にかみ合わず、
まるで「無政府状態」と思わざるはえない現状だ。
国民不在政治もここまで来ると怒りの矛先をどこへ向ければいいのかわからなくなってしまう。
そのことすら、まるで彼らの狙いであるかのように政治不信に拍車をかけているのだ。
YES WE CAN!と今年早々大国アメリカでは新大統領が誕生する。
変革を求めて国民の多くがオバマ氏を支持し、新たな可能性に向けてスタートする。
どのような政治が行われるのか興味津々だが、確実に国民が期待していることは確かであろう。
我が国「日本」はどうだろうか?
そして国民の意識はどうだろうか?
見て見ぬふりをしていないだろうか?
湯水の如く使われる我々の税金の効果は、本当にこのままでいいのだろうか?
縦割りの行政システム・地方と国とのバランスの悪さは、日に日に増幅し、しわ寄せは確実に国民の重荷になるのだ。
「立ち上がれ!日本人!」そしてこの国に住む「全ての人達!」権利を主張し、義務を果たせ。
たまたま「サーフィン」を愛好し、自然に触れ、様々なことを我々は学んでいる。
今や子供から大人まで「サーフィン」というスタイルに没頭し、この社会の一員として生活している。
職種も多種多様であり、年齢・性別・国籍・宗教をも超え同じ海で「波」に乗っているのだ。
高速道路を整備するのならば、その利便性を最大限に生かし、魅力ある海岸環境をも創り出す必要があるのだ。
汚れた海には誰も行かない。
究極のリピーター「サーファー」が愛してやまない「渚」を守り育てることを追及し、諦めてはいけない。
「新しい波」に乗るためにも、我々一人一人が真剣に考えなければならない時が、今まさに来ているのだ。
「立ち上がれ!全国のサーファー!」
09.1.9
SFJ代表 守山倫明
http://www.surfrider.jp/