南房総エリア
2018-02-21 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

2/20(火)朝の取材後、各ポイント共徐々にサイズUPし最大頭前後のセットも入る程。
恐らく沖合を通過した低気圧によるスエルかと思われますが、千倉に関して言えば、ワイドなブレークが目立ちました。
一夜明けて2/21(水)は大分落ち着きましたが、今度は寒気が入り込み、北寄りの冷たい風と共に体感温度も下げています・・・。
南房総エリアのウインターシーズンも、後もう一踏ん張りといったところでしょうか?!
と言う事で、今週も「地形レポート(2/20火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(2/14更新)のレポートでお伝えした通り、全体的に程良い浅さの地形はキープしています。
お勧めの時間としては、ミドルタイドからロータイド手前となる様です。
南西寄りのオフショアが待ち遠しい限りですが・・・。
・2月20日(火)、ハイタイド約1時間30分後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは、監視所側ほど浅くはなってはおらず、潮の多目の時間帯ですと、ショルダーの張りづらい厚目な波が目立ちます・・・。
こちらは潮の少ない時間帯がお勧めとなる様です。
・2月20日(火)、ハイタイド約1時間30分後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは今まで通り、インサイド~ミドル前後が深目な地形に変化が見られませんでしたが、サイズがそこそこ有ったので、左寄りを中心に楽しめそうなコンディションでした。
引き続き、腹・胸以上のサイズが有り、潮の少な目な時間帯でしたら、まずまず楽しめる地形はキープしている様です。
・2月20日(火)、ハイタイド約1時間40分後の正面。

・2月20日(火)、ハイタイド約1時間40分後の右寄り。

・2月20日(火)、ハイタイド約1時間40分後の左寄り。

なお、今回の取材時は、潮が多くて露出していませんでしたが、

そして和田方面『花籠』。
インサイド~ミドル手前が深目なのは変わっていませんが、ミドルあたりに徐々にバンクが出来ている様で、インサイド迄は繋がりませんが、ファーストブレークで1~2アクションは入れられそうなコンディションでした!
・2月20日(火)、ハイタイド約1時間50分後の正面。

まぁ~、それでも以前の最悪の状況は脱した様です・・・。
こちら右側は、以前程遠浅な地形にはなってはおらず、正面程では無いもののインサイド寄りが深目の様で、途中でウネリに戻ってしまう波が目立ちました。
・2月20日(火)、ハイタイド約1時間50分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
前回(2/14更新)のレポートでもお伝えしましたが、右寄りに出来たバンクに反応して、今回も写真の様なショルダーの張った波がブレークしていました!
ただ、やはりインサイド迄は繋がりませんでしたので、この辺りが深目なのは変わってはいない様です。
・2月20日(火)、ハイタイド約2時間後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
今回もサイズが有りウネリがしっかりしていましたので、「かろうじて」沖で反応していましたが、ショルダーは全く張らず、テイクオフが出来たとしても1ターンをする間も無く、波が消えてしまいそうでした。
恐らく、これでサイズが無かったら、インサイドのショアブレークオンリーかと・・・。
・2月20日(火)、ハイタイド約2時間10分後の河口寄り。

しばらくは、肩以上のサイズが無いと、厳しいコンディションが続いてしまいそうです。
そしてS&S寄り。
こちらは河口寄りに比べたら、まだましな方で、何とか1ターンは出来そうでした。
ロングでしたら、もう少し乗れそうかな・・・。
・2月20日(火)、ハイタイド約2時間10分後のS&S寄り。

以上が、今週(2/20チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
ここ最近は、「南西~西」の風が止みましたので、極寒の状況は回避されたと思います。
「セミドライ」+「ブーツ」を標準装備として、寒さに弱い方でしたら、薄手の「グローブ」もお持ちになれば完璧ですね!
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)にお届けします。
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