南房総エリア
2018-03-01 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

いよいよ関東地方でも「春一番」?と思うくらい天気も大荒れですが、無理をせずに自分のレベルに合ったコンディションで、お楽しみ頂ければと思います。
これは台風や低気圧通過後等の、ハードなコンディションの時だけに関わらず、普段から言える事ですが・・・。
気温も20度前後に上昇して、南房総エリアの春はもうそこ迄で来ていますね。
と言う事で、今週も「地形レポート(2/27火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
以前も「良くも悪くも地形がコロコロ変わる」とお伝えしましたが、二週間程続いたまずまずの地形が、ミドル前後が極端に浅くなってしまった様で、潮の少ない時間帯ですと、切れ目の少ないワイドブレークとなってしまいます。
・2月27日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

ですので、お勧めはミドル~ハイタイド手前となります。
そして教習所側。
こちらは、引き続き監視所側ほど浅くはなってはおらず、むしろ潮の少な目な時間帯の方が、コンディションが上向く様です。
・2月27日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時は、サイズが頭前後で潮も少い時間帯でしたので、3ピーク共、まずまずの波がブレークしていました!
それでもインサイド寄りに近づくと、厚くなりウネリに戻りがちでしたので、やはりこの辺りが深目な地形は、変わってはいない様で、引き続き、腹・胸以上のサイズが有り、潮の少な目な時間帯でしたら、まずまず楽しめる地形はキープしている様です。
・2月27日(火)、ロータイド約10分後の正面。

・2月27日(火)、ロータイド約10分後の右寄り。

・2月27日(火)、ロータイド約10分後の左寄り。

今回の取材時は、潮が多くて露出していませんでしたが、

そして和田方面『花籠』。
引き続きインサイド~ミドル手前が、深目な地形に変化は無い様ですが、ここ何回かのレポートでお伝えしている通り、ミドル辺りに出来たバンクがキープされており、インサイド迄は繋がりませんが、ファーストブレークで1~2アクションは、入れられそうなコンディションでした!
・2月27日(火)、ロータイド約20分後の正面。

こちら右側は、正面程では無いものの、引き続きインサイド寄りが深目の様でしたが、ほぼロータイド時でしたので、ショルダーの張ったまずまずの波がブレークしていました!
・2月27日(火)、ロータイド約20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
ここ2回程のレポートでもお伝えしていますが、右寄りに出来たバンクは今回(2/27)の取材でも健在で、厚目ながら乗れていました!
・2月27日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前。

引き続きお勧めは、潮の少な目な時間帯となりますね・・・。
そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
以前からこの地形ですと「潮の少な目な時間帯で、サイズが肩以上無いと楽しめないのでは・・・・」とお伝えしていましたが、今回(2/27)の取材時は、その条件にピッタリはまった様で、厚目な波でしたが、アクションを入れながら充分乗れていました!
正直、久し振りに波らしい波を見た気がしました(取材時に限る)。
・2月27日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

潮が多いと、極端にコンディションを落としてしまいますので、その辺りを考慮してチェックしてみて下さい。
そしてS&S寄り。
以前から河口寄り程悪い地形では無かったので、この日はまずまずのコンディションでした!
ただ、こちらもインサイド迄は繋がらず、途中でウネリに戻ってしまっていました。
・2月27日(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

こちらも一日も早い、地形の回復が望まれるところですね・・・。
やはり肩以上のサイズで、潮の少な目な時間帯がお勧めとなります。
以上が、今週(2/27チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ一週間の海水温は16度前後をキープしており「ノーブーツ」の方が、大分目立つ様になりましたが、引き続き「セミドライ」+「ブーツ」で、快適に過ごせるかと思います。
今回は以上となります。
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