「インドネシアトリップ2017年秋②」
2018-03-03 更新
今回のコラム「One Earth」の行き先はインドネシア。ハルさんの旅の仲間は北海道の富良野でサーフ&スノーのショップ「クライムワン」を経営している船江さん、前回の奄美大島トリップに参加した友人2名の宗君と保坂君。
最終目的地は日本であまり知られていないジャワ島のとあるポイントですが、その前にバリ島で波乗り三昧。
夜にメドウィのホテルに到着、翌朝目覚めると素晴らしいレフトブレイクが...。
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目を開けて隣の部屋で寝ている仲間に声をかけて→波チェックをして→速攻着替え&ワックスUPして海に入るまでわずか5分ほど。
自分でも信じられないほどの行動の早さだった。
エントリーはゴロタ石で石にカキが付いている。
気を付けないと足をざっくり切るという話を聞いていたので、リーフブーツを履いてチャンネルっぽいところからエントリーした。
キラキラと朝日が反射した海面はまったく風の影響を受けていないオイリーフェイス。
そして、僕以外には誰もいないのだ。
ラインナップらしきところに到着すると2~3分の内にセットが入って来た。
究極にアドレナリンが吹く瞬間だった。
波は胸くらいでメローだ。走り過ぎてしまうとパワーゾーンを逃してしまうので、いつでもカットバックが出来るように準備をしていなくてはいけない。150mほど乗れる波に5本くらいテイクオフを繰り返したところで相棒たち(宗君と保坂君)がやってきた...。
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この日は3ラウンドで5時間くらいサーフィンした。
一度海から上がるとローカルにTシャツを買うように言われた。
メドウィでTシャツを買うのはルールになっていると友人やSNSで聞いていたので、素直に購入することにした。
海に入っている間は今回の旅のコーディネイター、サントスチームのひとりが三脚を立ててカメラを回し続けてくれた。
2ラウンド目からは船江さんも合流した。
船江さんは僕らがバリに到着する前日にチャングー(バリのポイント)で自分のボードが'ふくらはぎ’を直撃してしまい、酷く腫れていた。
歩くのも大変そうだったが、波乗りがしたくて足を引きずりながら海に入ってきた...。
しかし、陸上であれほど痛がっていたのに何本もテイクオフしているではないか!!
まったく彼の波乗り好きには呆れてしまう。
3ラウンド目になるとローカルも沢山入ってきてポイントには20人くらいのサーファーで賑わった。
それでも波は十分に回って来る。海の雰囲気もガツガツした感じがなくて凄く気持ちがよかった。
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翌日も朝6時に起きて一番乗りでサーフィンをした。
この日は前日よりもサイズが少し小さめだったが、十分にサーフィンができた。
お昼までサーフィンしていたが、どういうわけか僕ら以外に誰も入って来なかった。
この二日間で8時間以上サーフィンをしたので、お腹が一杯になった。
昼食を済ますとサントスと船江さんの号令でいよいよジャワの新天地に向かうことになった。
一体どんな波が待っているのだろう?
期待感120%で車に乗り込み、メドウィを後にした...。
メドウィからジャワ島へ渡るフェリー乗り場までは3時間ほど。
途中にはところどころに村らしきものがあるけどそれ以外には何もない。この3時間の距離の間にもきっと知る人ぞ知るブレイクがあるはずだ。
いつかサーチしてみたい。そんなことをみんなで話しながら車窓の外をぼんやりと眺めているとフェリー乗り場に到着した...。
続く。
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