南房総エリア
2018-03-28 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

「春に三日の晴れなし」という言葉が有りますが、前回(3/22)の更新後ほぼ一週間に渡り好天に恵まれ、ようやくウインターシーズンに別れを告げた感の有る南房総エリア。
波のサイズも腰腹~胸前後と、風の合うポイントを中心に楽しめています!
と言う事で、今週も「地形レポート(3/27火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
しばらく続いていた「インサイド~ミドル手前付近迄の浅目な地形」ですが、変化が有りました。
逆にこの辺りが若干深目になり、ファーストブレークの後厚目の波が目立ちます。
特に潮の多い時間帯は、コンディションを落としてしまいます・・・。
・3月27日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

お勧めの時間帯は、ミドルタイド~ロータイド手前となります。
そして教習所側。
こちらは、全体的に深目な地形の様で、ほぼロータイド時でしたが「若潮周り」と言う事で、潮が多くタプタプでしたので、ミドルでは反応していませんでした。
・3月27日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらもロータイド時とは言え、潮が多く、そこ迄サイズが無かった事も有り、3ピーク共厚目のブレークが目立ちました。
それでも、充分楽しめるコンディションでしたので、サーファーは結構多かったです!
・3月27日(火)、ロータイド約10分後の正面。



今回の取材時は、潮が多くて露出していませんでしたが、

そして和田方面『花籠』。
今回(3/27)のチェック時を見る限り「アレ?また元の悪い時に戻ってしまったのでは?!」と思う程の高速ダンパーか、ショアーブレークしか有りませんでした(涙)。。。
インサイドはかなり浅いのですが、ミドル付近に出来たバンクは何処へ?!
まさに一進一退と言う状況でしょうか・・・。
・3月27日(火)、ロータイド約20分後の正面。

こちら右側は、何とか今迄の地形をキープしている様で、アクションを入れながら楽しめていました!
・3月27日(火)、ロータイド約20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも、インサイド~ミドル手前は平らな浅目の地形になっていて、砂浜も広がった様に見受けられました。
今迄の経験からすると、こういう地形の時はミドル~ハイタイドにかけてコンディションが上向く傾向に有りますので、今後が楽しみですね・・・。
・3月27日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
下の写真の様に、まずまずのサイズのウネリは筋張りますが、全く反応せずにインサイドでショアーブレーク気味のワイドダンパーに・・・。
ミドル付近が深目なのは、残念ながら変わってはいない様です。
・3月27日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも河口寄りとほぼ同じ様な状況で、インサイド付近はかなり平らな浅目な地形に変化した様です。
そして写真の様な波がブレークしていましたので、この辺りにバンクが有るようです。
・3月27日(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

いずれにしても、秋冬含めあまり記憶に残る波は少なかった、そんなシーズンでしたね・・・。
以上が、今週(3/27チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
冒頭でも触れました通り、ここ数日外気も水温も上昇して「ノーブーツ」の方がかなり目立つ様になりました。
このまま順調に推移すれば、セミドライを脱げる日も近いと思われます!
と言う事で、「セミドライ」をベースに、極端に寒がりな方で+「ブーツ」の持参をお勧め致します。
今回は以上となります。
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