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From BCM 「ペットとのサーフィン・ライフ」

2009-06-09 更新
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BCMユーザーの方から、こんなメールが届きました。これからうだるような暑さが続く夏をひかえていますが、そんな夏が始まる前に、皆さんもぜひ読んでみて下さい。

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はじめまして。
いつも情報を元に楽しくサーフィンしています!

BCMさんは波乗りする人に多大な影響力があると思うので、助けてください!

最近、海に犬を連れてくる人が多くなって、「ペットも家族の一員になっているんだなぁ」と感じる一方で、日陰も作らず直射日光の浜辺に繋いだままや、車に置いてサーフィンしてる方がおり、心を痛めています。

犬は人間のように汗をかいて体温を調節する事や、繋がれているので日陰が移動しても涼しい場所を求めて移動する事ができません。

今でもですが、これから夏になるとクーラーをかけても浜辺は地獄の暑さですよね…。(特に私がよく行く和歌山の磯ノ浦の駐車場はババ混み&アスファルトが多いので特に…)
日射病・熱射病になるワンコも多いと思います。

ハァハァ言うてしんどそうなワンコを見つけてしまうと、気になって、サーフィンに集中出来ません。
他にもこのような思いの方が多数いらっしゃると思います。

私を含めたそういう思いの者と第一にワンコを助けてもらえませんでしょうか!
お願いします!

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人間は汗をかくことで体温調節をしますが、犬の体温調節方法は舌で行います。なぜなら、犬には汗腺が無いからです。
犬がハァハァと舌を出しながら息をしているのは、体温調整のためなんですね。

日射病や熱射病(俗に言う熱中症)は、体温の上昇に伴い放熱するため呼吸数を増やそうとするものの、心肺器機の対応機能が追いつかず、結果として体温が上昇し続けてしまうため起こります。

犬などのペットの熱中症を未然に防ぐには、何より高温多湿の場所への放置を避ける事ですね。そして、水分を与える事を忘れずに。
また、サンダルや靴を履いていると意外と気付きませんが、地面からの照り返しの熱は、犬にとっては脅威です。特に、体温調節がなかなか出来ない犬の場合は、冷えた地面やアスファルトなどに腹ばいになる事で、体温を下げようとする事もあります。

常にペットと一緒に居たい…という想いから、海までペットを連れてくるサーファーも少なくないでしょうが、それが彼らペットにとって本当に幸せな事なのでしょうか?

灼熱の炎天下の気候の日などには、寂しくても自宅でしっかり留守番をさせる事が、実は彼らペットにとっても幸せな事なのかもしれませんね。