南房総エリア
2018-04-18 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

「春に三日の晴れなし」と言う諺が有りますが、今週(4/5~18)はまさにそのパターン。
当エリアの各ポイントは、スケールは小さいながら河口周辺に点在していますので、地形の悪化が続いているポイントにとっては、地形回復の「恵みの雨」となる事を期待したいところです・・・。
と言う事で、今週も「地形レポート(4/17火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(4/11更新)レポートでは、ミドル手前がデコボコ状態とお伝えしましたが、14日未明から15日(日)にかけての「春の嵐」後、全体的に浅目で平らな地形に戻った様です。
ですので、ロータイド時はサイズも下がり、ワイドブレークとなってしまいます。
・4月17日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側と、ほぼ同じ様な全体的に浅目な地形で、ハイタイド及びロータイド時以外でしたら、良いコンディションとなっています!
・4月17日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは、相変わらず(良い意味で)の地形の様で、潮の少な目な時間帯に、サイズも胸前後は有りましたので、そこそこ乗れそうな波が3ピーク共ブレークしていました。
・4月17日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。



今回の取材時は、潮が多くて露出していませんでしたが、正面~左寄りにかけてのインサイドのリーフには、

そして和田方面『花籠』。
こちらは、冒頭で述べた雨による「河口」の影響を大きく受けるポイントですが、残念ながらミドル付近が深目な地形に全くと言って良い程、変化は有りませんでした。
それでも、潮の少ない時間帯でしたので、ファーストブレークで1ターンは入れられそうでしたが、その後、見事に消えてしまっていました。
・4月17日(火)、ロータイド約1時間40分前の正面。

こちら右側は、潮の少な目な時間帯でしたので、何とかショルダーの張った波がブレークしていました。
正面が期待出来ない時は、こちらへ移動するのが良さそうです。
・4月17日(火)、ロータイド約1時間40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも、花籠正面とほぼ同じ様な状況で、ファーストブレークでは1ターン出来そうですが、やはりその後ウネリに戻り、最後はショアーブレークに・・・。
ただそれでも、もうワンサイズ有れば、1ターン1アクションは入れられそうなバンクが何ヶ所か有るので、花籠正面よりは多少期待できそうです!
・4月17日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場前。

以外と穴場かも知れません・・・。
そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
今回も、残念ながら大きな地形の上向きは見られませんでしたが、取材時は、大潮で潮の少な目な時間帯でしたので、インサイド寄りのブレークは乗れそうでした。
・4月17日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、ミドル付近のブレークが有りましたが、インサイド迄は繋がらず、途中でウネリに戻ってしまっていました。
それでも、河口寄りに比べたら、まだましな感じで「もうワンサイズ有れば…」と言うところでした・・・。
・4月17日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(4/17チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
4月も中旬を過ぎましたが、ハッキリ言ってこんなにウエットスーツの選択を迷うのも、記憶に有りませんが、ここは、早朝や夕方は「セミドライ」、天気の良い日中は「3mmジャーフル」と言った感じでしょうか。
極端に寒がりの方は、念の為「ブーツ」のご用意もお勧めします。
今回は以上となります。
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