AirbnbとWSLの提携でサーフィンが身近なスポーツに!?(WSMコラム)
2018-05-19 更新
コンテストサーフィン最高峰のワールドツアーを運営するWSL(ワールドサーフリーグ)、安い宿泊料金にローカルのような生活を旅先で味わえる民泊仲介サイト「Airbnb(エアービーアンドビー)」。
両社がパートナーシップを結んだのは2016年のことで、当時のイメージとしてはワールドツアーイベント会場周辺の滞在先提供といったイメージしかありませんでした。
しかし、今年2018年から「サーフィン」と「宿泊」をミックスさせたビジネスを本格化させると発表。
気になる内容としては、旅行先でのサーフィン体験を提供するサービスとなりますが、一般的なサーフィンツアーといったパッケージのサーフトリップとは一味異なります。
具体例としては、フランスを代表するロングボーダーであるエドュアルド&アントワーヌのデルペロ兄弟が運営するサーフスクールを受講できたりと、WSLならではのネットワークが光ります。
また、ハワイではオアフ島ノースショアを代表するシェイパーの一人、カール・シャーパーのもとでサーフボードシェイプ体験も可能。
これまでに私が海外で出会ったサーファーの中で、特にサーフィンができない国で暮らすヨーロピアンなどは、バリ島などで長期滞在することでサーフィンを覚えた方など多々いました。
サーフィンはまだまだ世界的に見てマイナースポーツであり、どうやって始めれば良いのか分からない方もいるので、今回の「旅×サーフィン」というコンビネーションは流行ることでしょう。
すでにサーファーであっても、ビッグネームサーファーと知り合うことで色々な裏話を聞いたりサーフスクールを受講したりと面白そうですし、今後のさらなる展開も気になりますね。
最後に、2017年に世界の特定のサーフコミュニティ(ハワイ、スペイン、南アフリカなど)におけるAirbnbの宿泊施設利用客は17万人。
今回のパートナーシップ強化前に行われていたAirbnbによるバリ島(インドネシア)でのサーフスクール体験は、各種体験コースの予約状況としてはトップ3だったとのことです。
参照記事:「Airbnb & The World Surf League Team Up to Offer Hundreds of New Experiences in 20+ Unique Surf Destinations」
World Surf Movies
http://world-surf-movies.com
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