南房総エリア
2018-05-23 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(5/16更新)のレポートでは、深目の地形が続いている和田方面も、胸前後のサイズと潮周り(大潮のロータイド近辺)に助けられ、久し振りに、まずまずのライディング写真をお届け出来ましたが、今回(5/22)の取材時は、潮回りが前回と真逆のハイタイド近辺でしたので、果たしてどんな状況だったのでしょうか?・・・。
と言う事で、「地形レポート(5/22火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
こちらは、前回(5/16)お伝えした、全体的に浅目な地形に若干変化が有り、インサイドは浅目ですが、ミドル手前が急激に深くなっていて、特に潮の多い時間帯はブレークしづらく、コンディションを落としてしまいます。
お勧めの時間帯としては、ミドルタイドからロータイド手前迄となります・・・。
・5月22日(火)、ジャストハイタイドの監視所側。

ただ全く出来ない訳では有りませんので、これ以上悪化しない事を願います。
そして教習所側。
こちらは、引き続き全体的に浅目な地形の様で、そこ迄潮回りに大きく左右されずに楽しめています。
そんな中でも、一番コンディションが上向く時間帯としては、ミドルタイド近辺となります。
・5月22日(火)、ジャストハイタイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
取材時(5/22)は、潮が多目な時間帯でしたが、風が弱く、サイズも胸肩前後は有りましたので、3ピーク共、ファーストブレークはそこそこショルダーが張り、まずまずのファンウエーブでした。
・5月22日(火)、ハイタイド約10分後の正面。



それでも、極端にサイズが小さく潮の多い時間帯以外は、充分楽しめる地形をキープしています。
※正面~左寄りにかけての、インサイドのリーフには、

そして和田方面『花籠』。
冒頭でも触れましたが、今回(5/22)の取材はハイタイド時でしたので、残念ながら、トップのみのブレークしか無く、テイクオフも難しそうでした・・・。
このサイズでしたら、この潮の多さでは、これが精一杯な感じでした。
それでもロータイドでしたら、もう少しコンディションが上向くのでは!?と期待は持てそうでした!
・5月22日(火)、ハイタイド約20分後の正面。

右寄りは潮の多い時間帯ながら、インサイド寄りの地形に反応して、まずまずの波がブレークしていました!
・5月22日(火)、ハイタイド約20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも花籠正面同様、潮の多さにやらていました・・・。
それでも、こちらの方が少しマシな感じで、ビギナーの方のテイクオフの練習にはお勧め出来そうでした。
やはりこちらも、ロータイド限定の地形となっている様です・・・。
・5月22日(火)、ハイタイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
前回(5/16更新)のレポートでお伝えした通り、インサイド寄りには砂が付いた様ですが、潮の多い時間帯ですと、まだまだミドル付近が深目なのが「一目瞭然」ですね・・・。
・5月22日(火)、ハイタイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは残念ながら、沖よりでの反応は無く、インサイドのワイドな速目か、ショアーブレークしか有りませんでした。
ただ、もっと潮が引き出せば、ミドル付近でもブレークするのでは?と、期待は出来そうでした!
・5月22日(火)、ハイタイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(5/22チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
先週(5/16)更新時と大きな変化は無く、「3mmジャーフル」をメインに「シーガル」もお持ちになれば、充分対応できると思います。
今回は以上となります。
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