南房総エリア
2018-06-13 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

今回のレポートの取材時(6/12)は、心配された大雨や高潮の被害も無く、まさに「台風一過」の清々しい朝でした。
この台風5号のスエルにより、地形の変化が有ったのかどうか気になるところです・・・。
と言う事で、「地形レポート(6/12火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
台風5号のスエルは、南寄りのせいか東向きのポイントにはそこまで入らず、地形の大きな変化は無い様ですので、ロータイド近辺はピークワイドな速目のブレークもしくはダンパー気味となっています。
・6月12日(火)、ロータイド約1時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらは以前と変わらず、監視所側に比べてそこ迄極端に浅くは無く、潮の少ない時間帯でもそこ迄ワイドブレークにはならず楽しめています。
・6月12日(火)、ロータイド約1時間前の教習所側。

なお、ハイタイド近辺はボヨ付いた厚目の波が目立ち、コンディションを落としてしまいますが、全く出来ないという訳では無いのでご安心下さい!
そしてお知らせですが、今週6/15日(金)~17日(日)はNSA主催大会の「ジュニア・マスターズ選手権」が開催されます。大幅にエリアが規制(終日3ポイント制)が予定されていますので、皆様のご理解・ご協力の程、よろしくお願い致します。
次はお隣『千歳』。
前回(6/7更新分)のレポートでもお伝えしましたが、今迄(ここ数年)ずっと深目だったインサイド~ミドル手前付近ですが、風が合わず面がよれてはいましたが、まずまずの波がブレークしていました!
・6月12日(火)、ロータイド約50分の正面。


・6月12日(火)、ロータイド約50分前の左寄り。

今回のチェック時は潮の少ない時間帯でしたので、インサイドのリーフがご覧の様に露出していました。

そして和田方面『花籠』。
台風通過後のバックスエルにより、サイズが頭近く有ったので、ミドル~アウトで乗れそうな波がブレークしていましたが、その波も途中でウネリに戻り最後はショアーブレークでした。
・6月12日(火)、ロータイド約40分前の正面。

右寄りは、ほぼロータイド近辺でしたので、速目のブレークが目立ちましたが、中・上級者でしたら充分楽しめそうなコンディションでした!
・6月12日(火)、ロータイド約30分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
インサイド迄続くスープの感じからして、インサイド~ミドル手前が平らな地形に変化した様に見受けられます。
・6月12日(火)、ロータイド約30分前の大原駐車場前。

しかも駐車場正面から左右に何箇所かこの様なバンクが有りましたので、サイズが落ち着いてどうなるかが楽しみなところです。
そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらは花籠正面と同じ様な状況で、サイズが有るのでファーストブレークで1~2アクションは出来そうでしたが、その後が続かず、ウネリに戻りがちでした・・・。
・6月12日(火)、ロータイド約20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも、河口寄りとほぼ同じ様な状況でファーストブレークの後、ウネリに戻ってしまっていましたので、以前と変わらず深目のままの地形の様です。
・6月12日(火)、ロータイド約20分前のS&S寄り。

以上が、今週(6/12チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
基本的には「シーガル」「ロングスプリング」辺りがお勧めとなりますが、早朝や天気の悪い日等の事も考えると、まだ「3mmジャーフル」も手放せないかな・・・。と言ったところでしょうか!
今回は以上となります。
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